2026年4月6日月曜日

ほぼ永遠に腐らない食品 ハチミツ

  (住人注;ミツバチの)この強力な翅の発熱と送風によって、巣の中で蜜の水分はどんどん蒸発する。そしてとろりとした黄金色になる。最終的にハチミツ中の糖濃度は80%に達する。
 こんなに濃い溶液は他にない。たとえば塩はどんなにがんばっても29%以上は水に溶けない。ハチミツのこの濃さに強力な殺菌作用があるのだ。
細菌がハチミツと接する。すると何が起こるか。ハチミツが細菌の水分を吸い取り、細菌は脱水症状でたちまち死滅する。浸透圧である。

福岡 伸一 (著)
ルリボシカミキリの青
文藝春秋 (2010/4/23)
P221

ルリボシカミキリの青 福岡ハカセができるまで (文春文庫)

ルリボシカミキリの青 福岡ハカセができるまで (文春文庫)

  • 作者: 福岡 伸一
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2012/09/04
  • メディア: 文庫

 

九重連山 大分県

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