歯科医療費2兆5473億円 前年度比200億円、0.7%減
構成割合は7.2%に減少 平成21年度医療費の動向
平成21年度の医療費の動向(概算医療費)が8月16日、厚労省より公表され、 歯科医療費は前年度比200億円減(▲0.7%、休日等補正後▲0.6%)の2兆5473億 円で、構成割合は前年度の7.5%から7.2%に下がった。
医科が入院で4300億円増 (3.1%、同3.2%)の14兆324億円、入院外で3500億円増(2.8%、同2.9%)の12兆 7291億円、調剤が4300億円増(7.9%、同8.1%)の5兆8695億円とそれぞれ増加 する中、歯科医療費だけが減少した。
歯科の受診延日数は4億1千万日で、前年度より200万日、0.5%減少した。1日 当たり医療費は6200円で、横ばいであった。
平成21年度の医療費は35兆2501億円で、前年度より1兆1900億円増加。70歳 以上で15兆5千億円と全体の44.0%を占めた。70歳未満は18兆1千億円で51.2%、 公費は1兆7千億円で4.8%。75歳以上だと12兆円で34.2%であった。医療費の増 加傾向は続いており、7年連続で過去最大を更新している。
1人当たり医療費は27万6千円で前年度より1万円増加。70歳以上は77万6千円 で1万9千円増え、そのうち75歳以上は88万2千円で1万9千円増えた。70歳未満は 16万8千円で4千円増加した。
概算医療費は、社会保険診療報酬支払基金及び国民健康保険団体連合会にお ける審査分の医療費で、国民医療費の約98%を占める。
2010年10月21日木曜日
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