清涼飲料水「がんに効く」 薬事法違反容疑で社長逮捕
2010年10月25日 提供:共同通信社
徳島県警生活環境課は23日、医薬品の承認を受けていない清涼飲料水を「がんに効く」などとうたって販売したとして、薬事法違反の疑いで、香川県さぬき市長尾東、会社社長宮西清恵(みやにし・きよえ)容疑者(70)を逮捕し、会社事務所など関係先7カ所を家宅捜索した。
県警によると、「健康補助食品として売った」と容疑を否認している。同容疑者は下着・健康食品販売の「シャンロワール」社(徳島市南末広町)の販売代理店「雅」の社長。香川を中心に愛媛や徳島でも営業していた。清涼飲料水は同社から仕入れ、製品概要を説明する研修にも参加していた。県警は今年2月に同社を薬事法違反容疑で家宅捜索していた。
逮捕容疑は2009年5月、愛媛県新居浜市内の喫茶店で「がんの治療や予防に効果がある」などとうたい、同市の50代の女性に厚生労働省から医薬品として承認を受けていない清涼飲料水4本と錠剤の瓶詰3点を約15万円で販売した疑い。
シャンロワールはこれまでの取材に対し回答していない。
民間の信用調査会社によると、シャンロワールは1988年設立。資本金は3千万円で2005年9月期の売上高は68億円。女性用の下着や健康食品を販売している。
2010年10月26日火曜日
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