2026年2月19日木曜日

ユネスコ

一九四五年のサンフランシスコ会議では、前に述べたように、文化問題の解決も国際連合の目的として取り上げられ、国際連合を背景とする文化的国際協力の機関の設立が必要とされうにいたった。
このような事情の下に、同じ年の十一月にロンドンで開かれた会議により、四十四箇国の参加を得て、「ユネスコ」が成立した。
ユネスコは教育・科学および文化を通じて国際平和に貢献することを目的とする国際協力の組織である。ユネスコの本部は、フランスが過去数世紀にわたって、分化の発達貢献した歴史にかんがみ、芸術のかおり高いパリに置かれることとなった。
~中略~ ユネスコが、どういう理想をかかげ、どういう目的のために努力しようとしているかは、「ユネスコ憲章」の前文を読めばよくわかる。そこには次の通り書いてある。
「この憲章の当事国の政府は、その国民に代わって、次のように宣言する。
 戦争は、人間の心の中で始まるものである。だから、平和の防壁は人間の心の中に築かなければならない。お互の慣習や生活を知らないことは、人類の歴史を通じて、世界の諸国民の間の猜疑(さいぎ)と不信との共通の原因となった。諸国民の間の慣習や生活の相違は、このような猜疑と不信とを通じて、あまりにもしばしば戦争を勃発(ぼっぱつ)させた。
 文化をどこまでもひろめ、正義と自由と平和とに向かって人類を教育することは、人間の尊厳性を保つために欠くことのできない意味を持つ。それは、すべての国々の国民が、互に助け合い、関心を持ちあう精神をもって、ともどもにふみ行わなければならない神聖な義務である。
~中略~
 その結果として、これらの諸政府は、国際連合がそのために設立され、国際連合憲章がそれを宣言しているところの、国際平和および人類共通の福祉というもくてきを、世界諸国民の教育的・科学的および文化的関係を通じて促進するために、ここに国際連合教育科学文化機関を設立する」

民主主義
文部省 (著)
KADOKAWA (2018/10/24)
P411

民主主義 (角川ソフィア文庫)

民主主義 (角川ソフィア文庫)

  • 作者: 文部省
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2018/10/24
  • メディア: 文庫

みんな成功者の子孫である

 生きとし生けるものすべて―あらゆる動物や植物、すべての細菌とすべての菌類、地上を這いまわるありとあらゆる生きもの、そして本書を読むすべての読者―は、祖先たちを振り返って、誇らしげにこう主張できるのである。
われわれの祖先に幼くして死んだものはまったくない。
彼らはみな成熟し、そのどれもが少なくとも一回は異性の相手をみつけ、交尾に成功したのだ。われわれの祖先は残らず、少なくとも一人の子どもを世に送り出す前に、敵やウイルスに倒されたり、断崖で足を踏み外したりすることがなかった。
同時代に生きていたほかの多数の個体がこうした点で失敗したのに、われわれの祖先はただの一人もそのどれにもつまずくことがなかった、と。
~中略~
 すべての生物がすべての遺伝子を、祖先と同世代で失敗した者からではなく、子孫を残した祖先から受けついでいる以上、あらゆる生物は成功する遺伝子をもつ傾向がある。
彼等は祖先になるのに必要なもの、つまり生き残って繁殖するのに必要なものをもっていることになる。
だからこそ、生物が受け継ぐ遺伝子はおおむね、うまく設計された機械―まるで祖先になるために奮闘努力しているかのごとく働く身体―をつくりあげる性質をもっている。
だからこそ、鳥はあれほど上手に飛び、魚はいかにもすいすいと泳ぎ、猿は木のぼりがとても得意で、ウイルスは広がるのがうまいのだ。われわれが人生を愛し、セックスを好み、子供を可愛がるのも、それゆえである。

遺伝子の川
リチャード ドーキンス (著), 垂水 雄二 (翻訳)
草思社 (2014/4/2)
P9

文庫 遺伝子の川 (草思社文庫 ド 1-1)

文庫 遺伝子の川 (草思社文庫 ド 1-1)

  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 2014/04/02
  • メディア: 文庫

佐賀県 高野寺

キレる理由

 認知症の人は、自分と世界をつなぐ認知能力が失われるにつれ、認知機能を用いざるを得ない局面で、きわめて不安になります。
不安はすぐ怒る(易怒性)方向に現れたり、仮想現実にひきこもる現症に変容したりします。しかし、その根底にある心理的ダイナミズムは、世界とつながりえない状況における自己防衛的対応であるようです。
 若い人でも世界とのつながり形成不全がある場合、やはり同様の現象が観察されます。
軽度のものならば、「キレやすさ」として多くの日本人に認められるようになりました。
思考、判断、感情表出のような行為において、かつての日本人のように「他者の過去の乏しい経験に基づく規範的自制なぞは、筋金入りの「つながりの自己」からみるとひどく弱々しいものです。
どのように判断し、行動すべきか判らない状況で生ずる不安が、すぐに「キレる」という行動に転化してしまうのは不思議ではないでしょう。
その能力がないのに、適切な判断と行動を迫られるときに起こる気持ちは、認知能力が衰えているのに認知機能を使うことを強制される場合に起こる起こる気持ちと同質です。
 世界とのつながり形成不全がもっと進むと、自己防衛的対応もさらに顕在化します。
痴呆状態の仮想現実症候群に対応するのが、「若年性仮想現実症候群」とでも称すべき現象です。岡田尊司(たかし)氏が「脳内汚染」の中で記載したゲーム中毒の子どもたちは、そのような仮想現実の世界に生きています。(註⑲)。彼らには、自制心、持続的努力をする能力、他者への配慮の三側面の低下が顕著です。
「アトム的自己」の極めて未熟な姿ですが、他者とのつながりに関係する、大脳の腹内側前頭前野の機能不全があると推察されています。

「痴呆老人」は何を見ているか
大井 玄 (著)
新潮社 (2008/01)
P191

「痴呆老人」は何を見ているか (新潮新書)

「痴呆老人」は何を見ているか (新潮新書)

  • 作者: 大井 玄
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2008/01/15
  • メディア: 新書

佐賀県 高野寺

右脳マインド

P174
手術直後の情報処理のレベルでは、自分に苦痛を与えるものと快楽を与えるものとの違いが、ハッキリわかってきていました。右脳の夢の国に出かけているいるときは魅惑的でステキなのですが、なんでも分析したがる左脳にかかわることは苦痛でした。
回復に向けて挑戦することは、よくよく考えた上で決めたことですが、有能で思いやりのある看護人に囲まれていることがとても大切でした。独りだったら、正直言って面倒くさい努力なんてしなかったでしょう。
 左脳が判断力を失っているあいだに見つけた、神のような喜びと安らぎと静けさに身を任せるのをやめて、回復への混沌(こんとん)とした道のりを選ぶためには、視点を「なぜ戻らなくちゃいけないの?」から、「どうやって、この静寂な場所にたどり着いたの?」へ変える必要がありました。
 この体験から、深い心の平和というものは、いつでも、誰でもつかむことができるという知恵をわたしは授かりました。涅槃(ねはん)(ニルヴァーナ)の体験は右脳の意識の中に存在し、どんな瞬間でも、脳のその部分の回路に「つなぐ」ことができるはずなのです。
 このことに気づいてから、わたしの回復により、他の人々の人生も大きく変わるにちがいないと考え、ワクワクしました。他の人々とは、脳障害からの回復途中の人々だけでなく、脳を持っている人なら誰でも!という意味です。

P216
 脳卒中を体験する前のわたしは、左脳の細胞が右脳の細胞を支配していました。
左脳が司(つかさど)る判断や分析といった特性が、わたしの人格を支配していたのです。
脳内出血によって、自己を決めていた左脳の言語中枢(ちゅうすう)の細胞が失われたとき、左脳は右脳の細胞を抑制できなくなりました。その結果、頭蓋(ずがい)の中に共存している二つの半球の独特な「キャラクター」のあいだに、はっきり線引きできるようになったのです。
神経学的な面においては、二つの脳は単に違う方法で認知したり、考えたりするだけではなく、この二つは認知する情報の種類にもとづいて、非常に異なる価値判断を示し、その結果、かなり異なる人格を示すことになります。
 脳卒中によってひらめいたこと。
 それは、右脳の意識の中核には、心の奥深くにある、静かで豊かな感覚と直接結びつく性質が存在しているんだ、という思い。右脳は世界に対して、平和、愛、歓(よろこ)び、そして同情をけなげに表現し続けているのです。

P227
 右脳マインドの性格は冒険好きで、豊かさを喜び、とても社交的。言葉のないコミュニケーションに敏感で、感情移入し、感情を正確に読み取ります。
宇宙とひとつになる永遠の流れを気持ちよく受け入れます。それは聖なる心、智者(ちしゃ)、賢人、そして観察者の居場所なのです。直観と高度な意識の源泉です。右脳マインドは常にその時を生きていて、時間を見失います。
~中略~
 右脳マインドは新しい可能性を受け入れて、枠にとらわれず自由に考えます。左脳マインド(どちらも同様に呼ぶことにします)が決めた枠内の規制や規制なんかには縛られません。
ですから右脳マインドは、新しいことにトライしようという意欲があり、とても創造的なのです。それは混乱(カオス)さえも、創造的なプロセスの第一歩として評価します。
運動感覚があり、機敏で、世界の中で流体のように動くからだの能力が大好き。細胞が「直観」として伝える微妙なメッセージにも耳を傾けます。右脳マインドは触って体験して学習するのです。

P330
 右脳は、言語以外のコミュニケーションを解釈すえうことによって、左脳の言語中枢の働きを補います。右脳マインドは声の抑揚や顔の表情、からだの身振りなどの微妙な言葉の「あや」を評価し、コミュニケーションの全体像を見て、その表現全体のつじつまがあっているかを判断します。~中略~
 大脳の左半球に損傷を負っている人は、言葉をつくったり理解したりすることができません。言語中枢の細胞が傷ついているからです。でも、彼らは大脳の右半球の細胞のおかげで、相手が嘘をついているかどうかが分かるという、天才的な能力をしばしば発揮するのです。逆に、もし大脳の右半球に損傷を受けていたら、その人はメッセージの感情的な内容を適切に判断できない可能性があります。

奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき
ジル・ボルト テイラー (著), Jill Bolte Taylor (原著), 竹内 薫 (翻訳)
新潮社 (2012/3/28)

奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき (新潮文庫)

奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき (新潮文庫)

  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2012/03/28
  • メディア: 文庫

佐賀県 高野寺

長寿者に共通する「性格」

  この考え方(住人注;幸福度を高めてやることがその人の寿命を縮めることになりかねない)を指示する根拠となる、スタンフォード大学のターマンのリサーチがあります。
1921年に開始され、80年のあいだ調査が続けられ、弟子のフリードマンがその研究を完成させたものです。
研究では、10歳前後の児童1528人を対象に性格を分析し、その後どのような人生を歩んでいるのか、5~10年おきにインタビューが行われました。
 その結果、まずは定期的な医療検査や適度な運動、サプリメントや緑黄色野菜の摂取などは長寿に関係ないことがわかりました。肉体的に健康を保持するための努力はあまり意味がなかったということでしょう。
 一方、長寿者に共通する「性格」が見つかりました。良心的で、慎重であり、注意深く、調子に乗らない。いわば真面目で悲観的な性格を持っていることが、長寿との相関が高かかったのです。
 逆に、長寿でなかった人に共通するのは、陽気で楽観的であるという性格でした。調査では2001年の段階で、男性の70%、女性の51%が他界していましたが、この真面目さのスコアの低い人が最も多く亡くなっていたのです。
 このデータが示しているのは、本人にとってはつらく感じられるかもしれない「真面目で悲観的な性格」が、実は本人の命を守るための性質であった、というごくごくシンプルな事実です。
慎重で、リスクをきちんと見極め、それを回避できる能力を持っている、ということが長く生き残るためには重要な性質である・・・・・考えてみれば当たり前の話かもしれません。

空気を読む脳
中野 信子 (著)
講談社 (2020/2/20)
P191

空気を読む脳 (講談社+α新書)

空気を読む脳 (講談社+α新書)

  • 作者: 中野信子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2020/02/20
  • メディア: Kindle版
佐賀県 高野寺

マスタリー(熟達)

P174
 人の信念が熟達の内容を決定づける
キャロル・ドゥエック 「自己理論」
~中略~
 ここから、マスタリーの第一の法則が生まれる。
マスタリーはマインドセット(心の持ち方次第)である。

P178
訓練をやり遂げるかどうか予測するもっとも的確な判断材料は、認識力とも身体的特性とも関係ない、「根性」という評価なのだという。これは、「長期目標を達 成するための忍耐力と情熱」と定義される。
訓練中の陸軍士官候補生の体験から、マスタリーの二番目の法則が裏づけられる。
マスタリーは苦痛だ。

~中略~
彼(住人注;アンダース・エリクソン)によれば、「かっては天賦の才だと思われていた多くの資質が、実は、少なくとも一〇年間の厳しい訓練の結果であると判 明した」。
スポーツでも音楽でもビジネスでも、マスタリーには長期間(1週間とか一ヶ月ではなく、一〇年間(ディケード)にわたる努力(困難で、うんざりするような、つらい 、全身全霊を傾けた努力)が必要とされる。

P182
(住人注;マスタリー最後の法則)
 これがマスタリーの本質といえる。つまり、マスタリーは漸近線である。
近づくことはできる。それを目指して進んでいくことはできる。あともう少し、ほんの少しで達するほどに接近はできる。しかしセザンヌの苦悩と同様に、”決して” それに達することはできない。
マスタリーの完全な実現は不可能なのである。
史上最強のゴルファーとも言われるタイガー・ウッズは、自分はもっと上達できる ―上達しなくてはいけない―と、何回も語っている。

人間の癖を直すにはしつこさが必要だ。
P5
 スポーツでも音楽でも一芸に秀でた人がみな通る道。それは驚くほど単調な練習を、驚くほどしつこくやることである。
その結果前人未到の境地に到達する。
そういう技能を持った人が長い目で見れば大きく報われ、目の前のニンジンを追いかけていた人々が地団駄踏んで悔しがる、という結果になる。

大前研一 

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
ダニエル・ピンク (著), 大前 研一 (翻訳)
講談社 (2010/7/7)

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/07/07
  • メディア: 単行本

どの世界でも同じであると思うけれど、そこに所属したからといって、その職業に必要な素養がいきなり身につくわけではない。
美容師が美容師として認められるには、数年かかるだろうし、「一人前」として求められる技術は半端なものではないだろう。それは、本屋さんだって、パン屋さんだって先生だって、多分そうだ。  坊さんも同じこと。

ボクは坊さん。
白川密成 (著)
ミシマ社 (2010/1/28)
P003

ボクは坊さん。

ボクは坊さん。

  • 作者: 白川密成
  • 出版社/メーカー: ミシマ社
  • 発売日: 2010/01/28
  • メディア: 単行本
佐賀県 高野寺

ロコモティブシンドローム

ロコモティブシンドローム(ロコモ、運動器症候群)。骨や関節、脊椎などの異常で長い間歩けなくなったり、筋力だけでなくバランス感覚も衰えて転びやすくなるなど、移動が不自由になる状態をこう呼ぶ。
適切な治療や対策を打つことで、悪化して「寝たきり」になる事態を回避できるという。
~中略~
「ロコモ人口」は推定四千七百万人で、多い病気は、「脊柱管狭窄症」「骨粗鬆症」「変形性関節症」の三つだ。~中略~「ロコモ」という言葉を考案した元日本整形外科学会理事長の中村耕三さんは「ロコモにならないためには予防が何より大切」と言う。「ロコモは、建ててから時間がたった家のドアのたてつけが悪くなるようなもの。大事に使う(適度な運動)、そして壊れたら修理する(治療)の両面作戦が重要と言う。

気になる科学 (調べて、悩んで、考える)
元村有希子 (著)
毎日新聞社 (2012/12/21)
P44

気になる科学 (調べて、悩んで、考える)

気になる科学 (調べて、悩んで、考える)

  • 作者: 元村有希子
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • 発売日: 2012/12/20
  • メディア: 単行本

 

肝腎要(かんじんかなめ)の要(かなめ)は腰である(肝腎は肝臓と腎臓)。昔の人が「腰抜け」と言ったのは明言であります。大体の人間は二十歳にもなると多少「腰抜け」です。三十、四十になると「大腰抜け」です。肩が凝るとか、胃腸が悪いとか、これは腰に異常があるためです。

 さらに悪いのは足である。
足は心臓から出た血液が、そこへ降りてくることはできるが、それを順調に上に上げるためには、あらゆる努力を払っている。足の機能が完全になれば、ほとんど言うことはないそうです。健康である、すなわち「足る」である。手など問題ではない。病気などしたりすると、まず足が駄目になる。
フラフラする。足腰が定まらないということが、一番精神的にも肉体的にもいけない。我々の終身の健康の必須条件である。だから「たる」と言う意味に足を用いたのであると。  

安岡正篤
 運命を創る―人間学講話
 プレジデント社 (1985/12/10)
   P141

[新装版]運命を創る―人間学講話 [新装版]人間学講話

[新装版]運命を創る―人間学講話 [新装版]人間学講話

  • 作者: 安岡正篤
  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 2015/05/13
  • メディア: Kindle版

 ちょっと翌日に筋肉痛が残るくらいの運動をして、筋肉に適度な負荷をかけてあげると、筋肉の修復時に成長ホルモンが出るのですが、この成長ホルモンには若返り効果があるということが話題になっています。
 注射などで成長ホルモンを投与すと若返りができるという謳い文句で高額な治療(1年で数百万円とも言います)をすすめる美容クリニックもあるようなのですが、何に由来するかわからない成長ホルモンをわざわざ高いお金をかけて注射するのはやはり怖く感じられます。

脳はどこまでコントロールできるか?
中野 信子 (著)
ベストセラーズ (2014/8/19)
P48

脳はどこまでコントロールできるか? (ベスト新書)

脳はどこまでコントロールできるか? (ベスト新書)

  • 作者: 中野信子
  • 出版社/メーカー: ベストセラーズ
  • 発売日: 2015/07/17
  • メディア: Kindle版

 

佐賀県 高野寺

糟糠(そうこう)の妻

貧賤の交わりは忘るべからず。


糟糠( そうこう )の妻は堂より下さず
                              後漢書


               佐藤 一斎 著

               岬龍 一郎 編訳

               現代語抄訳 言志四録

              PHP研究所(2005/5/26)

               P174

 

>>>糟糠(そうこう)の妻

[現代語抄訳]言志四録

[現代語抄訳]言志四録

  • 作者: 佐藤 一斎
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2005/05/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


魅力あるもの、キレイな花に心を惹かれるのは、誰でもできる。
だけど、色あせたものを捨てないのは努力がいる。
色のあせるとき、本当の愛情が生まれる。
 遠藤周作

大山 くまお (著)
名言力 人生を変えるためのすごい言葉 
ソフトバンククリエイティブ (2009/6/16)
P175


名言力 人生を変えるためのすごい言葉 (SB新書)

名言力 人生を変えるためのすごい言葉 (SB新書)

  • 作者: 大山 くまお
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2009/06/16
  • メディア: 新書



佐賀県 高野寺

2026年2月18日水曜日

趣味

芝居の好きなものは芝居を観、角力(すもう)の好きな者は角力を観、盆栽いじり好きなものは盆栽をいじるが好いのである。
趣味は気を涵養して生気を与え、かつ順当に発動せしむるにおいて大有力なものである。

努力論
幸田 露伴 (著)
岩波書店; 改版 (2001/7/16)
P193

努力論 (岩波文庫)

努力論 (岩波文庫)

  • 作者: 幸田 露伴
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2015/01/01
  • メディア: Kindle版

 

興聖寺(こうしょうじ)京都府宇治市

親という存在

玄侑 涅槃図について私が感じるのは、マーヤ夫人が薬袋を投げていますよね。薬袋はたいてい赤で描かれていますが、この薬袋を投げてよこしたところが母親という存在なんだなと思うわけです。
おそらくもう助からないのに、薬袋を投げないではいられない。
こういう言い方をすると泰道先生(住人注;松原 泰道)にお叱りを受けるかもしれませんが、無駄な努力をするのが親だったりする。
無駄というのは、世間から評価されないことで、それでもやってしまうという愚かさが親という存在なのだと思います。

玄侑 宗久 (著)
多生の縁―玄侑宗久対談集
文藝春秋 (2007/1/10)
P142

多生の縁 玄侑宗久対談集

多生の縁 玄侑宗久対談集

  • 作者: 玄侑 宗久
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2004/03/24
  • メディア: 単行本

 

 自分自身に欠けていたものが息子に実現されるのを見ようとするのは、すべての父親の敬虔な願いである。
ゲーテ

父から若き息子へ贈る「実りある人生の鍵」45章
フィリップ・チェスターフィールド (著), 竹内 均 (翻訳)
三笠書房 (2011/3/22)
P244

父から若き息子へ贈る「実りある人生の鍵」45章 (知的生きかた文庫)

父から若き息子へ贈る「実りある人生の鍵」45章 (知的生きかた文庫)

  • 出版社/メーカー: 三笠書房
  • 発売日: 2011/03/22
  • メディア: 文庫
興聖寺(こうしょうじ)京都府宇治市