豊かな国々における年間死亡率というのはだいたい100人に1人くらいである(0.8%).1年間は約10000時間なので,生存する100万時間(=100人×100000時間)あたり1人死ぬことになる.つまり,ある人が豊かな国に暮らしていれば,死ぬ確率は平均すると1時間あたり100万分の1ということになる.
事実上,これが生きていることのリスクということになる.もちろん,リスクはかなり多様であり,年齢,性別,社会経済的状況その他の要因で変わってくる.赤ちゃんが1歳になるまでと,55~64歳の間はだいたいこの平均に当てはまり,来年死亡する可能性はおおよそ100分の1となる.
(出典:V.Smil,"Global Catastrophes and Trends",:the next 50 years,MIT Press(2008),P226)
リスク 不確実性の中での意思決定
Baruch Fischhoff (著), John Kadvany (著),中谷内 一也 (翻訳)
丸善出版 (2015/4/26)
P63

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