子ども心に残る祖母の台所の静けさは、実際の音の有無というより、乱雑さがなかったことから受ける印象が強く残っているのだと思う。
静けさはすなわち、いつでも料理にかかれる態勢が整えられていることを意味していた。まっ白に気持よく乾いた布巾を保つことは、祖母が一生かけてまもっていた心の支え。
夕食後にその日使った庖丁をきちんと晒(さらし)にくるんでしまうのは、刃物に対する敬意、そして女所帯の用心のよさでもあった。
布巾も庖丁も些細なことながら、それをまもり通すのは容易ではない。
青木奈緒
幸田文 台所帖
幸田 文 (著) , 青木 玉 (編集)
平凡社 (2009/3/5)
P248
私自身、基本的な事柄の徹底がいつも最重要課題として位置づけています。企業再生を請け負う時にも、最初に手がける意のは必ずといっていいほど「あいさつの徹底」です。
基本の徹底ができる組織をつくることが、会社にとって基本中の基本です。経営者の指示が現場で実行できる組織にならなければ、何を言っても始まりません。
基本的で重要なことというのは、しばらく手を抜いて見ないでおくと必ずまたやらなくなるという特性があります。これは、気の緩みです。経営者としてはこうした現場の緩みを絶対に見逃してはいけないのです。
~中略~
基本の徹底は、当たり前のことを当たり前にやるしかありません。経営には魔法の杖はないのです。
利益を3倍にするたった5つの方法―儲かる会社が実践している!
大久保 恒夫 (著)
ビジネス社 (2007/08)
P109
利益を3倍にするたった5つの方法: 儲かる会社が実践している!
- 作者: 大久保 恒夫
- 出版社/メーカー: ビジネス社
- 発売日: 2007/08/01
- メディア: 単行本

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