2026年7月18日土曜日

想像力をはたらかせる

  この極東の島にいる日本人のおもしろさは、オランダ文字といういわば針の頭ほどに小さな穴を通して、広大な西洋の技術世界をのぞいている。
 蔵六は生涯西洋にゆこうともせず、ついに行かなかったが、しかし、
「西洋とはこうであろう」
と、オランダ文の構文や単語をたどりつつ想像した。蔵六だけではなく、すべての蘭学者がそうであった。西洋人が、ヨーロッパの他の言語をまなぶ作業とは、大いにちがっている。言語をまなぶことは、未知の世界に対してそれぞれの学び手がもっている文明の像と質に対する想像力を最大限にはたらかせることであった。

   そういう想像力の作業は、この地球上のいかなる民族よりも、日本人はふるい鍛錬の伝統をもっていた。
千数百年のあいだ、日本人は漢文という中国の古典語をまなび、それによって、その肉眼で見たこともない中国文明の世界を知ろうとした。
知ろうとすることは、日本人にとって想像力をはたらかせることことであった。

花神〈上〉
司馬 遼太郎 (著)
新潮社; 改版 (1976/08)
P400  

花神(上) (新潮文庫)

花神(上) (新潮文庫)

  • 作者: 遼太郎, 司馬
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1976/09/01
  • メディア: 文庫

 ボクのところだけに誤診例が集まるわけはない。いっぱいあるはずです。
みなさんは「精神科にははっきりした検査データもないことだし、誤診も起こるんだろう。自分は精神科医になんかならないから関係ない」と思うかもしれませんが、全然そうじゃないの。もうあらゆる科で、すごい誤診が起こっている。どんどん誤診が増えています。
 最近、誤診例が増えているのはなぜか、いちばん大きな理由は、診断が形式化されているせいです。
診断マニュアルというのが作られて、「これとこれとこれの症状があれば、この病気」「これとこれだとこの病気が疑わしいけれども、もう一つ加わると確定診断」という診断マニュアルが全科で用いられています。
ところが、何となく感じる匂いというものは、その医療者のとても主観的なものだから、マニュアルには盛り込めない。マニュアルは、万人が等しく見ることのできる症状を取り上げて作るものですから。
 そうすると、医者になるくらいの知能の人だったら、センスは悪くても、ほんとはアホチンでも、みんなが合意できるような指標だけが取り出されるので、誰でもほぼ同じ診断ができて、個人のセンシティビティを活かしてする診断には全然ならない。そのことが誤診の多くなっている第一の理由です。
 しかも診断するこの時点で、症状があるとかないとか、いくつあるとかいうことで診断しますから、診断がついたときには、正しい診断がなされたとしてもほとんど手遅れです。たった一つぐらいしか指標がない時点で、「はっきりした診断にはならないけれども、これじゃないかしら?」という診断が浮かんで、そして試行錯誤的に治療が開始されることによって医療は成り立つの。誰が診ても分かるようになってから治療が出発したのでは、全然手遅れなの。しかも、間違った診断でやられると、もうむちゃくちゃです。
 症状がちょっとしかなくて、診断がつかないときに何が行われているかと言うと、症状に対する治療、症状を消す治療が行われます。
ところが症状というものは、病因と、それに抗っている生体の自然治癒力との合成によって出来ていますから、診断がつくまでに、症状に対して薬を出したり処置をしたりする治療は、ますます診断を誤らせる結果にしかならない。 初期の時点で、「こうかもしれん、ああかもしれん、ひょっとしたらこうかもしれん」と可能な診断をいくつか考えて、思いをめぐらす習慣が、医者の日常からなくなってしまっている。だからよく分からんでも、診断が決まるまでは症状に対して治療しておくということになる。
 この医者の態度がいあかに間違いであるかということを中学生が告発したのが、一九九八年に起きた和歌山ヒソ中毒事件。女子中学生が「犯人は他にもいる」という題の論文を「文芸春秋」に投稿して、賞を貰いました。~中略~
 ヒ素をのんでみんな吐く。吐いている人がたくさん、あっちこっちの病院に担ぎ込まれて、「吐いて苦しそうだ」と、吐き気を止める薬を出した病院に行った患者さんは死んだ。そして「吐くのは胃に変なものが入っているからかもしれない。訳は分からんけど一応、胃洗浄をしておこう」と、その処置を選んだ病院に行った患者さんは死ななかった。「見たところ、吐き気だけでも止めてやらんと苦しそうだから」と、止めてもらった人は死んだの。「その医者も犯人だ」とその中学生は言っているんです。
 医者の想像力の欠如だね。欠如はどこからくるかと言うと、症状や検査データが全部揃ってから診断を考えるという習慣からです。

神田橋條治 医学部講義
神田橋 條治 (著), 黒木 俊秀 (編集), かしま えりこ (編集)
創元社; 初版 (2013/9/3)
P015
神田橋條治 医学部講義

神田橋條治 医学部講義

  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 2013/09/03
  • メディア: 単行本
富士山

意味への意志

P182
「意味への意志」
 この言葉は、右にのべた二つの意志、すなわちフロイド的な「快楽への意志」とアドラー的な「力への意志」に対して、フランクルがそれらよりも人間にとってより本来的な意志であるとして提起したものである。
フランクルは言う、「人間は結局そしてもともと、意味への意志と言うか、自分の人生をできる限り意味で充たしたいとの憧憬によって魂―と言わぬまでも精神を―吹き込まれて、それに従って、生きがいのある生活内容を得ようと努め自分の人生からこの意味を闘い取っています。
われわれは、この意味への意志が充足されずにとどまる時に初めて、またその時に限って―人間はますます多量の衝動満足によってまさにこの内面的不充足を麻痺させ、自分を酔わせようと努めるのだと信じます」(「時代精神の病理学」(フランクル著作集3、みすず書房、一九六一年-九八)
 この「意味への意志」は、さきの二つの意志が生理的欲求と社会的欲求であるのに対して、実存的欲求であるということができるであろう。

P184
 生命とか人生の意味とかは何かということを問題にする場合、われわれは通常、それを自己の方から、つまり自己を中心にして、「われわれは人生から何が期待できるか」という観点から問う。この観点は、いわば自己を世界の中心にすえて、自己から世界を見る見方、つまり自己の利益という観点から世界を見る見方である。
このような見方はしかし、例えば強制収容所における絶望的な状況では耐えることができない。なぜなら、そこではもはや何ものも世界から期待できないからである。「私はもはや人生から期待すべき何ものも持っていない」と語らざるを得なかった人々は、やがて次々と仆(たお)れていったのである。
 この絶望的な状況はしかし強制収容所に限らない。われわれの存在はすべて「死への存在」(ハイディッガー)として、根本的に同じ限界状況に置かれているのである。
このことは、収容所で仆れていった人々と同じように、「われわれは人生から何を期待できるか」という自己中心的な人人生観ではこの限界状況に耐えることができないということを意味している。
そしてこの自己中心的な人生観は、先にのべた「快楽への意志」と「力への意志」の人生観に他ならない。
それらは、自己の「快楽」。自己の「力」の追求として、自己のためであるが、その自己が結局何のためか、という問いに対する答えはそこからは出てこないのである。
「われわれは人生から何を期待できるか」という自己中心的な人生観は、自己存在そのものの意味にとって原理的な限界をもっているのである。
 それ故、この人生観は、「人生は何をわれわれから期待しているか」という観点に変更されねばならない。それは、自己から人生を問うのではなく、人生から自己を問う、というように、人生観を一八〇度コペルニクス的に転回することである。
解説 山田 邦男

それでも人生にイエスと言う
V.E. フランクル (著), 山田 邦男 (翻訳), 松田 美佳 (翻訳)
春秋社 (1993/12/25)

それでも人生にイエスと言う

それでも人生にイエスと言う

  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2014/12/25
  • メディア: Kindle版

P059
「絶望」という気分も、自然治癒力を停止させます。~中略~
自然治癒力が心理的に停止されると、特別病名がつくような状態ではないけれども、全体の生理機能が低下して、死んでしまいます。

神田橋 條治 (著), 黒木 俊秀 (編集), かしま えりこ (編集)
創元社; 初版 (2013/9/3)
神田橋條治 医学部講義

神田橋條治 医学部講義

  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 2013/09/03
  • メディア: 単行本
富士山

退き時

 

得意の時候は、最も当に退歩の工夫を著( つ )くべし。


一時一事も亦皆亢龍有り。

               「 言志録 」第四四条


                佐藤 一斎 著

                岬龍 一郎 編訳

                現代語抄訳 言志四録

                PHP研究所( 2005/5/26 )

                       P34

 


「功なり名を遂げて身退くは天の道なり」
                  老子

「散りぬべき 時知りてこそ 世の中は 花は花なれ 人は人なれ」
           細川 ガラシヤ

 

[現代語抄訳]言志四録

[現代語抄訳]言志四録

  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2005/05/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 

 

 

 [第百三十四段]前略~
己のつたなさに気がついたら、なぜすぐに身をひかないのだ。おいぼれたとわかったら、なんで、静かに暮して、身体を楽にしないのか。
仏道修行がおろそかだと気付いたら、どうして深い注意をこの点に集中しないのだ。
総じて、人に歓迎されないで、人中へ出るのは、恥である。容貌が見にくく、心が愚かでありながら、世に出て仕え、無智なくせに、すぐれた学才の仲間入りをし、下手な芸で、名人上手と同席し、真白な頭をして、壮年の人と一緒になり、その上、及ばぬことを望み、できないのを嘆き、来もしないことを期待し、人に気がねをし、へつらうのは、すべて他人が与える恥ではない。
欲ばる気持ちに引っぱられて、自分から自分を恥ずかしめるのだ。
~後略

徒然草―現代語訳
吉田 兼好 (著), 川瀬 一馬
講談社 (1971/12)
P252

徒然草 (講談社文庫)

徒然草 (講談社文庫)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/09/20
  • メディア: Kindle版

 

持して之を盈(み)たすは、其の已(や)めんには如かず。
揣(し)して之を鋭くするは、長く保つ可からず。
金玉、堂に満つれば、之を能く守る莫(な)く、富貴にして驕(おご)れば、自ら其の咎(とが)を遺す。
功遂げて身退くは、天の道なり。
~中略~
*この一章は要するに、満月が欠けるように、完成と豊満は衰退につながるものだから、長く保持することはできないというのである。
身を守るためには、適当な時機をみて身をひくのが最善の処世法だというのであって、主旨は明白である。

老子
小川 環樹 (翻訳)
中央公論社; 改版 (1997/03)
P25

 

老子 (中公文庫)

老子 (中公文庫)

  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 1997/03/01
  • メディア: 文庫

 

 

 

 高松宮は(住人注;昭和19年)2月16日、細川(住人注;細川護貞 )に「玉砕と云ふ如きは、云ふ可くして実行不可能なり。足腰立たざるまで戦ふ如きは愚の骨頂にて、若し万一絶対国防圏を突破せらるゝことあらば、速やかに休戦する、即ち成るべくよい負け方を考へねばならぬ」と語った。

語られなかった皇族たちの真実-若き末裔が初めて明かす「皇室が2000年続いた理由」
竹田 恒泰 (著)
小学館 (2005/12)
P110

 

語られなかった皇族たちの真実 若き末裔が初めて明かす「皇室が2000年続いた理由」 (小学館文庫)

語られなかった皇族たちの真実 若き末裔が初めて明かす「皇室が2000年続いた理由」 (小学館文庫)

  • 作者: 竹田恒泰
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2012/10/26
  • メディア: Kindle版

 

 

 用をなさなくなったのにその事実にひとり気づかず、その情熱は称賛に値するとはいえ、時代が変化したため彼の能力では無理となった職務の遂行に固執する老教授の姿ほど痛々しいものはない。
もはや
もう逝くことにしよう・・・
油が切れてもえなくなったら、
新しいもの以外のすべてを蔑む若いやつらに
黒ずんでくすぶる蝋燭の芯扱いされるくらいなら。

平静の心―オスラー博士講演集
ウィリアム・オスラー (著), William Osler (著), 日野原 重明 (翻訳), 仁木 久恵 (翻訳)
医学書院; 新訂増補版 (2003/9/1)
P49

 

平静の心―オスラー博士講演集

平静の心―オスラー博士講演集

  • 出版社/メーカー: 医学書院
  • 発売日: 2003/09/01
  • メディア: 単行本

 

 

 

P95

 プロジェクトからの撤退は、いつでも難しいものですが、膨大な時間とエネルギーをつぎ込む前の初期の段階であれば、はるかにやりやすいものです。後になればなるほど、時間やエネルギーをつぎ込んでしまい、引くに引けなくなります。仕事でも、株式投資でも、人間関係でもおなじことが言えます。
あのレオナルド・ダ・ビンチも、「最初に抵抗する方が、あとになってから抵抗するよりも楽」だと言っています。組織行動の専門家ロバート・サットンは著書の「あなたの職場のイヤな奴」(講談社)のなかで、「ダビンチ・ルール」を詳しく論じています。サットンは、自分に合わない仕事は、どうしようもないと思ったらすぐにやめるべきだと言います。一般論としてまとめたものを紹介しましょう。
 何かを決める際には、過去にどれだけコストをかけたかを考えに入れるべきではない。―たいていの」人は、この原則を知っている。だが「投資しすぎて、引くに引けない症候群」はかなり強力だ。何年にもわたって努力や苦労を重ねてくると、つい正当化したくなり、自分自身の周りにも「これにはなにか価値や意味があるはずだ」とか「だからここまで賭けたのだ」と言ってしまう。
 何かをやめると、じつは驚くほど元気が出ます。決めるのは自分であり、その気になればいつだってやめられることに気づきます。自分で自分を檻に入れ、見返りをする必要などないし、うまくいかない場所に引きこもる必要もありません。

P100
 では、どうすればやめるべき時がわかるのでしょうか。これは哲学的な大問題です。成功させたいという願望と、実際に成功する確率とを分けて考えるのは、とてつもなく難しいものです。もちろん、資源を投入すれば、成功する可能性は高まります。でも、時間やお金をどれほどかけても、あるいは、どれほど汗をかいても、うまくいかないときはうまくいかないものです。わたしがたどり着いた、もっとも科学的な結論はこうです。「心の声に耳を傾け、選択肢を検討しなさい」。
まずは、自分自身と正直に話し合わなければなりません。成功するまでトコトンやる覚悟があるのか、それとも別の道を選んだ方がいいのか、自分に聞いてみることです。
 要するに、何しろやめるのは難しいのですが、うまくやめるのはもっと難しいものです。引き際が見事な人がいれば、後にぽっかり穴を残していく不器用な人もいます。 第8章で詳しくお話ししますが、人生では、おなじ人に何度も出会うことがよくあります。それも予想しない形で。この事ひとつとっても、やめるときは、周りの人への影響をよくよく考えておくべきです。引き際をきれいにするのは、後々、その影響が自分に巡ってくるというだけでなく、人としてやるべきことなのです。

P102
 これとは対照的に、きれいにやめていった人たちも見てきました。仕事が合わなくてやめるのであっても、礼を尽くせば周りは好印象を持ち、必要ならいつでも推薦しようという気になります。
十分に前もって辞意を伝え、仕事がやりやすいように引き継ぎに時間をかけ、ときには引き継ぎがうまくいくよう手伝おうと申し出ます。こうした人たちはヒーローです。きれいにやめる術を知っていて、その術を使って、悪い状況を好転させます。

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
ティナ・シーリグ (著), Tina Seelig (原著), 高遠 裕子 (翻訳)
CCCメディアハウス (2010/3/10)

 

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

  • 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
  • 発売日: 2010/03/10
  • メディア: ハードカバー
富士山

自分との戦い

敵と戦う時間は短い。
自分との戦いこそが明暗を分ける。
 王貞治

大山 くまお (著)
名言力 人生を変えるためのすごい言葉 
ソフトバンククリエイティブ (2009/6/16)
P44

名言力 人生を変えるためのすごい言葉 (SB新書)

名言力 人生を変えるためのすごい言葉 (SB新書)

  • 作者: 大山 くまお
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2009/06/16
  • メディア: 新書

 

いやしくも自ら新にせんとするものは昨日の自己に媚びてはならぬのである。一刀の下に賊を斬ってしまわねばならぬのである。
(明治四十三年一月)

努力論
幸田 露伴 (著)
岩波書店; 改版 (2001/7/16)
P48

 

努力論 (岩波文庫)

努力論 (岩波文庫)

  • 作者: 幸田 露伴
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2001/07/16
  • メディア: 文庫

自己中心志向が強く、独力で学ぶ開業医の生活は孤独である。
書物を丹念に読んだり、学会に出席して刺激を受けることによって毎日の診療を規制しなければ、診療の質は低下し、彼の知識は脈絡のない単なる寄せ集めにすぎなくなる。

 

平静の心―オスラー博士講演集
ウィリアム・オスラー (著), William Osler (著), 日野原 重明 (翻訳), 仁木 久恵 (翻訳)
医学書院; 新訂増補版 (2003/9/1)
P238

 

平静の心―オスラー博士講演集

平静の心―オスラー博士講演集

  • 出版社/メーカー: 医学書院
  • 発売日: 2003/09/01
  • メディア: 単行本

 

 

学者馬鹿になるな

P123
  この人物は、礼儀も知らなければ、ものの言い方ひとつ知らない、いわゆる「学者馬鹿」だった。
~中略~
なぜだかわかるか。本ばかり読んでいて、人と付き合うことをしなかったからだ。
学問には詳しいが、人間についてまるで無知だからだ。
~中略~
 世間知らずのふりかざす理論は、世の中は、そう型通りに進むものではないということを知っている人間を消耗させる。
~中略~

 私は、それはそれで立派だと思う。ただし困るのは、実際に人間を観察したことも、付き合ったこともないので、世の中にはいろんな人間がいること、いろんな慣習、偏見、嗜好があること、そしてそれらをひっくるめたうえで、一人の人間が存在するということが、皆目わかっていないことだ。
要するに、実際の人間のことには、まるっきり無知だということだ。

P127
 ところで君は、知識も人格もはるかに劣った人たちが、優れた人たちを、相手に気づかれないように上手に操っているのを見たことはないだろうか。
私は、これまでに幾度となくそういう例を見てきた。こういうことが起こるのは、きまって、劣った人たちの方が世智にたけている場合だった。
彼らは、知識も人格もあるが世情にうとい人たちの盲点につけ込んで、思い通りに動かしているのだ。

 自分の目で見て観察し、実際に体験して世間のことを知っている人は、単に本を通してしか世間のことを知らない人間とは根本的にちがうし、より優れているということだ。

父から若き息子へ贈る「実りある人生の鍵」45章
フィリップ・チェスターフィールド (著), 竹内 均 (翻訳)
三笠書房 (2011/3/22)

父から若き息子へ贈る「実りある人生の鍵」45章 (知的生きかた文庫)

父から若き息子へ贈る「実りある人生の鍵」45章 (知的生きかた文庫)

  • 出版社/メーカー: 三笠書房
  • 発売日: 2011/03/22
  • メディア: 文庫

 

内面を見つめる力や集中力や落ちつきといった能力を高めるトレーニングをするかわりに知識を増やそうとするのは、愚か者の証。
 哲学・政治学・経済学・心理学・文学・さまざまな言語なんかの知識をむやみに増やすことによって、記憶のメインメモリーは不必要な情報のノイズで埋め尽くされ、頭が混乱するだけ。
~中略~
 その知識のフィルターを通してしか物事を感じることができなくなり、いつの間にか不幸になってしまう。
 頭を混濁させる小ざかしい知識のフィルターを離れて、ものごとをありのままに感じるように。
法句経72

超訳 ブッダの言葉
小池 龍之介 (著)
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2011/2/20)
一五三 

 

超訳 ブッダの言葉 (ディスカヴァークラシックシリーズ)

超訳 ブッダの言葉 (ディスカヴァークラシックシリーズ)

  • 作者: 小池 龍之介
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2011/02/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 

 

 

商社にもよりますが、全体の2~3割程度が英語枠でしょう。そして3割が体育会系、もう3割が幹部候補のエリート、というのが一般的な配分です。
 3割のエリートの下で、気力と体力にあふれた体育会系の実働部隊3割が、残り3割の英語屋さんのサポートを借りながらガンガン働きまくるわけですね。

 ところがおもしろいことに、5年、10年と経ったとき、最終的に生き残っているのは体育会系だったりするんですよ。
いつの間にか体育会系が上司になって、エリートや英語屋さんをアゴで使っている。
総合商社でさえ、これが実情です。
成毛 眞

40歳の教科書 親が子どものためにできること ドラゴン桜公式副読本『16歳の教科書』番外編
モーニング編集部 (編集), 朝日新聞社 (編集)
講談社 (2010/7/23)
P43 

 

40歳の教科書 親が子どものためにできること ドラゴン桜公式副読本『16歳の教科書』番外編

40歳の教科書 親が子どものためにできること ドラゴン桜公式副読本『16歳の教科書』番外編

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/07/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 人間からものを学ぶ学生の強みは旅をすること―すなわち、さまざまな人間に接し、その習慣、性質、生活様式、多種多様の状況下での言動、悪徳、美徳、特異な性癖などを学ぶ点にある。
まず諸君の身近にいる仲間の学生や教師を注意深く観察することから始めるとよい。諸君が診る患者の一人ひとりが、患者の持っている病気よりも多くのことを教えてくれるであろう。
 できるだけ外部の世界との交渉を持ち、その営みを学んでいただきたい。学内の文化クラブ、学友会、運動クラブ、学外のサークルなどに参加し一貫して自らを磨くならば、本の虫におこりがちで卒後の人生の重大な欠点となりうる自信喪失を克服することができるであろう。

平静の心―オスラー博士講演集
ウィリアム・オスラー (著), William Osler (著), 日野原 重明 (翻訳), 仁木 久恵 (翻訳)
医学書院; 新訂増補版 (2003/9/1)
P361

平静の心―オスラー博士講演集

平静の心―オスラー博士講演集

  • 出版社/メーカー: 医学書院
  • 発売日: 2003/09/01
  • メディア: 単行本

富士山

2026年7月13日月曜日

真理を見る者は私をみている

P198
イエス
 イエスは言われた。「私は道であり、命である。私を通じてでなければ、誰も父のもとへ行くことはできない。フィリポよ、今までずっと一緒にいたのに、まだ私のことをわかっていないのか。
私を見る者はみな父をみたのだ。なぜ「私たちに父をお見せください」などと言うのか。私はあなた方をみなしごにはしない。あなた方のもとに戻ってくる。もうすぐ世は私を見ることができなくなるが、あなた方には私が見える。私が生きているので、あなた方も生きるからである。
その日には私が父の中におり、あなた方が私の中におり、私があなた方の中にいるのが分るだろう。
私の戒律を受け入れ、守る者は、私を愛するものである。私を愛する者は私の父に愛される。わたしも彼らを愛し、彼らの前に姿を示す」
ヨハネ伝

P199
ブッダ
 たとえ修行者が私の衣の端を握り、私に一歩一歩ついて歩いたとしても、心が強欲で、軽率で、自制心に欠けていれば、彼は私から遠く隔たっているし、私も彼から遠く離れている。
なぜそうなるのか。弟子たちよ、その修行者は真理(ダルマ)を知らないからである。真理を見ない者は私を見ていないのである。
たとえ修行者がはるか遠くにいたとしても、心が強欲でなく、激しい執着を持たず、他人の不幸を喜ぶ気持ちがなく、邪悪な心を持たず、沈着で、平静で、思慮深く、気持ちの抑制がきいているならばー彼は私に近しい者であり、私もまた彼のそばにいる。
なぜそうなるのか。弟子たちよ、その修行者は真理を知っているからである。真理を見る者は私をみているのである。
イティヴッタカ

今枝 由郎 (翻訳), 鈴木 佐知子 (翻訳), 武田 真理子 (翻訳), マーカス・ボーグ
イエスの言葉ブッダの言葉
大東出版社 (2001/10)

イエスの言葉ブッダの言葉

イエスの言葉ブッダの言葉

  • 出版社/メーカー: 大東出版社
  • 発売日: 2001/10/01
  • メディア: 単行本

 

 

 その惨憺たる景観だけを心中にクローズアップして、目前の美しい姿に目をつぶるのもまた偏見です。いつまでも美しいと思うのも真実に逆らう倒見です。

正しい認識は、表面の美しさをすなおに美しいと見るとともに、その底にある空しさをも見つめることです。
また、逆に、永遠に美しいものはないのだと、見すえながら、しかも目前の美しいものを、すなおに美しいと見るのが、「観音さま」に象徴される観るはたらきです。

松原 泰道 (著)
般若心経入門―276文字が語る人生の知恵
祥伝社 (2003/01)
P161

般若心経入門: 276文字が語る人生の知恵 (祥伝社黄金文庫 ま 1-3)

般若心経入門: 276文字が語る人生の知恵 (祥伝社黄金文庫 ま 1-3)

  • 作者: 松原 泰道
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2003/01/01
  • メディア: 文庫

P255
池上氏と仕事をしていると新約聖書の次のフレーズが頭の中で何度も響いた。
〈あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする〉(「ヨハネによる福音書」八章三二節)

新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方
池上 彰(著), 佐藤 優(著)
文藝春秋 (2014/11/20)
P1

新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方 (文春新書)

新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方 (文春新書)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2014/11/20
  • メディア: 単行本
鹿児島県 霧島神宮

まだ来ていない未来をクヨクヨ考えるな

P31
あすのことは考えるな。あすのことはあす自身が考えるだろう。一日の苦労はその日一日だけで十分だ
キリスト

P359
まだ起こっていないことー自分の力ではどうにもならないこと、まして起こらないかもしれないことーについてクヨクヨと悩むのは愚の骨頂だ
C・I・ブラックウッド

デール・カーネギー (著) 香山晶 (訳)
道は開ける
ハンディーカーネギー・ベスト 
創元社 (1986/11)

 

ハンディーカーネギー・ベスト (3冊セット)

ハンディーカーネギー・ベスト (3冊セット)

  • 作者: ドロシー カーネギー
  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 1986/11
  • メディア: 文庫



 

P494

 キリストの(21)ブドウ園の働き人は、一日契約で雇われていた。われわれは(22)今日一日の糧を求めることが許されており、(23)「明日のことを思いわずらうな」とはっきり命じられている。

~中略~

私は、一つの生き方として、習慣として、あるいは東洋の神秘主義、およびわれわれが陥りやすい悲観主義の両方をとり除く強力な魔除けとして、現代的な精神から申し上げているのである。

(28)「一日の苦労(evil)(訳者注;悪しきこと)はその日一日だけで十分である」というあの痛烈な格言を、「一日の良きこと(goodness)は」という語句に変えていただきたい。なぜなら、人生の悩みは主として、(29)前を見て後ろを振り返るという愚かな習慣から生まれるからである。


P513

(21)新約聖書、マタイによる福音書、二〇:一~一六。「天国は、ある家の主人が、自分のぶどう園に労働者を雇うために、夜が明けると同時に、出かけて行くようなものである・・・」。

(22)新約聖書、マタイによる福音書、六:十一、ルカによる福音書、十一;三。「我らの日用の糧を今日も与えたまえ」。

(23)マタイによる福音書、六:三四。「だからあすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自分が思いわずらうのであろう。一日の苦労は、その日一日だけで十分である」。

(28)新約聖書、マタイによる福音書、六:三四。

(29)「前を見て後ろを振り返る」という一節は、英国の詩人シェリー(Percy Bysshe Shelley,1792-1822)の「ひばりに寄せて」("To a Skylark,"lines 86-87)を連想させる。英国の劇作家シェイクスピア(Wiliam Shakespeare,1564-1616)の「ハムレット」(Hamlet,Ⅳ,ⅳ,37)参照。


平静の心―オスラー博士講演集
ウィリアム・オスラー (著), William Osler (著), 日野原 重明 (翻訳), 仁木 久恵 (翻訳)
医学書院; 新訂増補版 (2003/9/1)

 

平静の心―オスラー博士講演集

平静の心―オスラー博士講演集

  • 作者: ウィリアム・オスラー
  • 出版社/メーカー: 医学書院
  • 発売日: 2003/09/01
  • メディア: 単行本




未来に先回りして点と点を繋げて見ることはできない。

君たちにできるのは過去を振り返って繋げることだけなんだ。

[スティーブ・ジョブズ] アップル社創業者 | 1955-2011


未来は、いくつもの名前をもっている。

弱き者には「不可能」という名。卑怯者には「わからない」という名。

そして勇者と哲人には「理想」という名である。

[ヴィクトル・ユーゴー] フランスの詩人 | 1802-1885


全てが失われようとも、まだ未来が残っている。

[クリスチャン・ボヴィー] 米国の作家 | 1820-1904



人生はワンチャンス! ―「仕事」も「遊び」も楽しくなる65の方法

水野敬也 (著), 長沼直樹 (著)
文響社 (2012/12/11)
62


人生はワンチャンス!   ―「仕事」も「遊び」も楽しくなる65の方法

人生はワンチャンス!   ―「仕事」も「遊び」も楽しくなる65の方法

  • 作者: 水野敬也
  • 出版社/メーカー: 文響社
  • 発売日: 2012/12/11
  • メディア: 単行本




馬島 小倉北区

幸福

P155
幸福というものはささやかなもので、そのささやかなものを愛する人が、本当の幸福をつかむ。
亀井勝一郎

P184
王様であろうと百姓であろうと、自分の家庭で平和を見出す者が一番幸福な人間である。
ゲーテ

P194
わずかな金で満足すること、これも一つの才能である。
ジュール・ルナール

大山 くまお (著)
名言力 人生を変えるためのすごい言葉 
ソフトバンククリエイティブ (2009/6/16)

名言力 人生を変えるためのすごい言葉 (SB新書)

名言力 人生を変えるためのすごい言葉 (SB新書)

  • 作者: 大山 くまお
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2009/06/16
  • メディア: 新書

P18
 一般に考えられているように、宝くじに当たった人のほうが当たらなかった人よりもしあわせ、ということはなかったのだ。
そして将来のしあわせにかんしても、両者のあいだに大きなちがいはなかった。
実際に、ちがう点は一つだけあった―宝くじに当たった人にくらべ、当たらなかった人のほうが日々の単純なことがらに喜びを見いだす度合いが高かったのである。

P19
 なぜ、そうなのか。人が環境に慣れやすいことも、原因の一つだ。人は新車や新しい家を買っても当座は気分が高揚するが、すぐに慣れてしまい、喜びの度合いは購入前の状態にもどる。
心理学者のデヴィッド・マイヤーズはこう指摘している。「名声や財産に対する人間の適応能力のおかげで、昨日の贅沢も、たちまち今日には当たり前に、そして明日には思い出になってしまう」。
お金で幸福が買えないとしたら、あなたがずっと笑顔いるために、どんな方法がいちばんなのだろう。

P40
 しあわせを求めるなら、本当にお金を払う価値があるのは品物より体験。そのことを、どうかお忘れなく。
~中略~
自分よりほかの人のためにお金を使うほうがしあわせになれると。といっても、慈善事業や友人、家族、仕事仲間に収入の大部分を割く必要はない。実際のところ、小さなプレゼントが驚くほど大きくて長続きするしあわせをもたらすのだ。
ほかの人のために使う数ドルは、最高に効果のある投資と言えるかもしれない。そして現金を使うゆとりがまったくない場合は、お金の要らない親切な行為を一日に五つ実行すれば、幸福感が倍増する。そのことを、どうかお忘れなく。

その科学が成功を決める
りチャード ワイズマン (著), Richard Wiseman (原著), 木村 博江 (翻訳)
文藝春秋 (2012/9/4)

 

その科学が成功を決める (文春文庫 S 10-1)

その科学が成功を決める (文春文庫 S 10-1)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2012/09/04
  • メディア: 文庫


二五九 諸々の愚者に親しまないで、諸々の賢者に親しみ、尊敬すべき人々を尊敬すること、
   ―これがこよなき幸せである。
二六〇 適当な場所に住み、あらかじめ功徳を積んでいて、みずからは正しい誓願を起こしていること、―これがこよなき幸せである。
二六一 深い学識があり、技術を身につけ、身をつつしむことをよく学び、ことばがみごとであること、
   ―これがこよなき幸せである。
二六二 父母につかえること、妻子を愛し護ること、仕事に秩序あり混乱せぬこと、―これがこよなき幸せである。
二六三 施与と、理法にかなった行いと、親族を愛し護ることと、非難を受けない行為―これがこよなき幸せである。
二六四 悪をやめ、悪を離れ、飲酒をつつしみ、徳行をゆるがせにしないこと、―これがこよなき幸せである。
二六五 尊敬と謙遜と満足と感謝と(適当な)時に教えを聞くこと、―これがこよなき幸せである。
二六六 耐え忍ぶこと、ことばのやさしいこと、諸々の(道の人)に会うこと、適当なときに理法についての教えを聞くこと、―これがこよなき幸せである。
二六七 修養と、清らかな行いと、聖なる真理を見ること、安らぎ(ニルヴァーナ)を体得すること、―これがこよなき幸せである。
二六八 世俗のことがらに触れても、その人の心が動揺せず、憂いなく、汚れを離れ、安穏であること、―これがこよなき幸せである。
二六九 これらのことを行なうならば、いかなることに関しても敗れることがない。あらゆることについて幸福に達する。―これがかれらにとってこよなき幸せである。

ブッダのことば―スッタニパータ
中村 元 (翻訳)
岩波書店 (1958/01)
P58

ブッダのことば-スッタニパータ (岩波文庫)

ブッダのことば-スッタニパータ (岩波文庫)

  • 作者: 中村 元
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2017/01/26
  • メディア: Kindle版

 

一、自分に良心の平安を与え給え。
二、自分の感情を自制できるように導き給え。
三、汝、および余の最も尊敬する友の捧ぐる愛を恵み給え。
 これぞ地上において、余のあえて幸福と名付くるいっさいにはかならぬ。
 トマス・ブラウン、「医師の信仰」、二部、十五節

平静の心―オスラー博士講演集
ウィリアム・オスラー (著), William Osler (著), 日野原 重明 (翻訳), 仁木 久恵 (翻訳)
医学書院; 新訂増補版 (2003/9/1)
P605
平静の心―オスラー博士講演集

平静の心―オスラー博士講演集

  • 出版社/メーカー: 医学書院
  • 発売日: 2003/09/01
  • メディア: 単行本

古人は「幸福」ということを厳しく論じております。
我々は幸と福を一緒に使っておりますが、同じ好事でも我々の苦心努力によらずして、偶然他から与えられたものを「幸」という。
原因を内に有する―自分の苦心努力から作り出した好事は「福」という。
「幸」必ずしも「福」ではない。「福」必ずしも「幸」ではない。不幸に似た「福」がある。「幸」実は禍いであることもある。
~中略~
本当に何が幸であり、何が福であるかということは、これは知識では分りません。やはり智慧でなければ、さらに進んで徳慧でなければわかりません。

知命と立命―人間学講話
安岡 正篤 (著)
プレジデント社 (1991/05))
P18

人間学講話第6集 知命と立命 (安岡正篤人間学講話)

人間学講話第6集 知命と立命 (安岡正篤人間学講話)

  • 作者: 安岡 正篤
  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 1991/05/27
  • メディア: 単行本

「ほとんどの人は、自分がなろうとしたぶんだけ幸せになれる」
米国16代大統領 エイブラハム・リンカーン

ハーバードの人生を変える授業
タル・ベン・シャハー(著), 成瀬 まゆみ (翻訳)
大和書房 (2015/1/10)
P230

ハーバードの人生を変える授業

ハーバードの人生を変える授業

  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2014/03/07
  • メディア: Kindle版

「世の中には幸も不幸もない。ただ、考え方でどうにでもなるのだ」
ウィリアム・シェイクスピア

脳と言葉を上手に使う NLPの教科書
前田 忠志 (著)
実務教育出版 (2012/3/23)
P113

脳と言葉を上手に使う NLPの教科書

脳と言葉を上手に使う NLPの教科書

  • 作者: 前田 忠志
  • 出版社/メーカー: 実務教育出版
  • 発売日: 2012/03/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 

組織はシステムで動く

  本部で指示したことができていて成果が上がっていたら、「すごいね」「がんばってるね」と褒め称え、逆に指示どおりにできていないときは、本人には直接言いません。
現場をマネジメントするのは私の仕事ではなく、頭を飛び越えて私が指示してしまえば組織の秩序が崩れます。 営業本部長や店舗運営部長に、現場でこうなっているから対応してくださいと言います。

 現場が指示どおりにできていないのは、指示の出し方がわるいのであって現場の責任ではありません。
組織はシステムで動くのであり、本部が指示した通りに現場で行動が変わらないのは、システムの不備なのです。

利益を3倍にするたった5つの方法―儲かる会社が実践している!
大久保 恒夫 (著)
ビジネス社 (2007/08)
P42

利益を3倍にするたった5つの方法: 儲かる会社が実践している!

利益を3倍にするたった5つの方法: 儲かる会社が実践している!

  • 作者: 大久保 恒夫
  • 出版社/メーカー: ビジネス社
  • 発売日: 2007/08/01
  • メディア: 単行本

現在活躍中の実業家あるいは専門職の指導者に、どうしたら多くの仕事をこなすことができるか、その秘訣を訊ねてみるとよい。彼らは、きっと一言でこう答えるだろう。
それは「システム」(system)であると。

平静の心―オスラー博士講演集
ウィリアム・オスラー (著), William Osler (著), 日野原 重明 (翻訳), 仁木 久恵 (翻訳)
医学書院; 新訂増補版 (2003/9/1)
P52

平静の心―オスラー博士講演集

平静の心―オスラー博士講演集

  • 出版社/メーカー: 医学書院
  • 発売日: 2003/09/01
  • メディア: 単行本