2026年9月14日月曜日

お金は道具です

P203
たくさんのお金があれば幸せになれるというのは間違い。
そもそもお金は道具です。
道具は自分に必要な量だけあればいい。
道具はたくさんあるけど、やることがない。
そんな人生は本当の意味で、苦しくてつらいと思う。
 片山右京

P201
金がないから何も出来ないという人間は、金があっても何も出来ない人間である。
小林一三

P198
この人生はどんなにつらくとも生きるに値する。
そのために必要なものは、勇気と想像力とほんの少しのお金だ。
 チャールズ・チャップリン「ライムライト」

P193
必要な時には金銭について話すことが出来ねばならぬ。
金銭について口をつぐむ者は、一種の偽善行為である。
シャルル・ペギー

  P195
借金して明日起きるより、今日食わずに寝よ。
ベンジャミン・フランクリン

 

P200
お金は天から降ってこない、地上で稼ぎ出さねばならない。
マーガレット・サッチャー

大山 くまお (著)
名言力 人生を変えるためのすごい言葉 
ソフトバンククリエイティブ (2009/6/16)

名言力 人生を変えるためのすごい言葉 (SB新書)

名言力 人生を変えるためのすごい言葉 (SB新書)

  • 作者: 大山 くまお
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2009/06/16
  • メディア: 新書




お金はいざ使うべきときや使いたいときに、ぞんぶんに使ってこそ意味がある

横山 光昭 (著)
年収200万円からの貯金生活宣言 正しいお金の使い方編
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2010/6/16)
P6

 

年収200万円からの貯金生活宣言 正しいお金の使い方編

年収200万円からの貯金生活宣言 正しいお金の使い方編

  • 作者: 横山光昭
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2013/01/11
  • メディア: Kindle版


金というものは、どんなにたくさんあっても、金銭哲学を持ち、かつ細心の注意を払って使わないと、必要最小限のものすらも買えなくなってしまうものなのだ。
それとは反対に、たとえわずかの金しかなくても、自分なりの金銭哲学を持ち、注意して使えば、最小限の物は足りる。

父から若き息子へ贈る「実りある人生の鍵」45章
フィリップ・チェスターフィールド (著), 竹内 均 (翻訳)
三笠書房 (2011/3/22)
P78

  

父から若き息子へ贈る「実りある人生の鍵」45章 (知的生きかた文庫)

父から若き息子へ贈る「実りある人生の鍵」45章 (知的生きかた文庫)

  • 出版社/メーカー: 三笠書房
  • 発売日: 2011/03/22
  • メディア: 文庫


 一人前の人間であろうとしたら、どうしたってそれなりのお金が必要なんです。
 なのに大人たちは、平気で「お金で幸せは買えない」とか「お金の話をするのは卑しい」なんて綺麗事を口にする。
もうね、貧乏のどん底にどんな悲惨な景色が広がっているか、一度でいいから見せてやりたいですよ。
 お金がなかったら、人は獣になる。
 そしてお金さえあれば、たいていの不幸は乗り越えられる。
 これは自分の経験から、自信を持って断言できることですね。
西原理恵子

40歳の教科書 親が子どものためにできること ドラゴン桜公式副読本『16歳の教科書』番外編
モーニング編集部 (編集), 朝日新聞社 (編集)
講談社 (2010/7/23)
P128

  
40歳の教科書: ドラゴン桜公式副読本 「16歳の教科書」番外編 親が子どものためにできること

40歳の教科書: ドラゴン桜公式副読本 「16歳の教科書」番外編 親が子どものためにできること

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/07/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

人間は何のためにお金を求めるか。それには四つの段階がある。最初は、今日の飢えからの自由(解放)、次は明日の不安からの自由、第三は未来の心配からの自由、そして第四は社会の評判からの自由である。
~後略
「あるべき明日」

堺屋太一の見方 時代の先行き、社会の仕組み、人間の動きを語る
堺屋 太一 (著)
PHP研究所 (2004/12/7)
P59

堺屋太一の見方 時代の先行き、社会の仕組み、人間の動きを語る

堺屋太一の見方 時代の先行き、社会の仕組み、人間の動きを語る

  • 作者: 堺屋 太一
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2004/12/07
  • メディア: 単行本

 
 「高収入があると幸せになれると広く思われていますが、それは幻想にすぎません。
平均以上の収入のある人は比較的人生に満足してはいますが、そのときどきの体験において他の人と比べてより幸せを感じるというわけではありません。
収入の高い人たちは他の人たちより気を張っており、楽しむための活動に費やす時間が少ない傾向があります。

ハーバードの人生を変える授業
タル・ベン・シャハー(著), 成瀬 まゆみ (翻訳)
大和書房 (2015/1/10)
P205

ハーバードの人生を変える授業

ハーバードの人生を変える授業

  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2014/03/07
  • メディア: Kindle版

 

 私たちは、よい自分になりたいと思っています。
 よりよい自分になるためには、スキル、経験、信念、価値観、人間関係、時間、お金といった資源が必要です。
このような資源のことを「リソース」といいます。
 人が変化を起こすために必要なリソースは、すでにその人の中にあります。

脳と言葉を上手に使う NLPの教科書
前田 忠志 (著)
実務教育出版 (2012/3/23)
P29

脳と言葉を上手に使う NLPの教科書

脳と言葉を上手に使う NLPの教科書

  • 作者: 前田 忠志
  • 出版社/メーカー: 実務教育出版
  • 発売日: 2012/03/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

涸沢 長野県

2026年9月10日木曜日

お金が動くまでわからない

「誰かが小切手を渡してくれるまでは、何一つ実現することはない」
 あなたのアイデアはすばらしいかもしれないし、つまらないかもしれない。業界全体を作り変えるかもしれないし、いずれ跡形もなく消えてしまうかもしれない。そのどちらなのかはお金が動くまでわからない。
お金が動いてはじめて見極めに取りかかれるのだ。

魂を売らずに成功する-伝説のビジネス誌編集長が選んだ 飛躍のルール52
アラン・M・ウェバー (著), 市川裕康 (翻訳)
英治出版 (2010/2/25)
P57

魂を売らずに成功する-伝説のビジネス誌編集長が選んだ 飛躍のルール52

魂を売らずに成功する-伝説のビジネス誌編集長が選んだ 飛躍のルール52

  • 出版社/メーカー: 英治出版
  • 発売日: 2010/02/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 

涸沢 長野県

2026年9月9日水曜日

知らしむべからず

九 子曰わく、民は由( よ )らしむべし、知らしむべからず。

~中略~

先生がいわれた。
「 人民を従わせることはできるが、なぜ従うのか、その理由をわからせることはむつかしい 」

~中略~

人民に、法令の内容やその発布の理由についてよくわからせれば、それにこしたことはないが、それがたいへん困難だといっているだけなんである。
孔子は、法令の理由なぞ人民に教えることは不必要で、ただ、一方的に法令で束縛したらよいという、専制主義的な思想を説いているのではない。
泰伯篇

        論語

        孔子 ( 著 ), 貝塚 茂樹

       中央公論新社 (1973/07)

       P220

 

 

論語 (中公文庫)

論語 (中公文庫)

  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 1973/07/10
  • メディア: 文庫
涸沢 長野県

2026年9月8日火曜日

論語

「論語」は、孔子が弟子や同時代の政治家たちとかわした問答をはじめとして、弟子たち同志の会話などを編集した本である。 孔子は前四七九年に亡くなったが、深く傾倒していた弟子たちが、かれらが記憶していた先生の言葉をもちよって、一冊の書物としたものだといわれる。
~中略~
 紀元前五世紀、いまから二千四百余年まえの中国には、まだ紙はなかったので、書物はすべて、竹や木の細い札の上に一行ずつ書いて、綴り合わせて巻物としたものであった。 たいへんかさばるので、書物はあまり多く流通していなかったし、だいたい孔子自身が自分で自分の思想を本に書こうともしなかった。
それは高い徳を備え、謙遜な人柄であった孔子だから、とくに他人に自分の思想を宣伝しようとしなかったからではない。当時の社会には今のように、自己の考えを本人が書くという習慣がなかったのである。


 論語
孔子 (著), 貝塚 茂樹
中央公論新社 (1973/07)
P565

論語 (中公文庫)

論語 (中公文庫)

  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 1973/07/10
  • メディア: 文庫

 

ここで考えねばならないことは、儒教は中国大陸の漢民族にとっては遠い文字以前の上古から血液化された当然の原理であったに相違ないということである。孔子が出てきてそれを思想化し規範化したが、もともと儒教的原理そのものは漢民族の古代社会に原型として存在したに相違ない。

街道をゆく (2)
司馬 遼太郎(著)
朝日新聞社 (1978/10)
P158

街道をゆく 2 韓のくに紀行 (朝日文庫)

街道をゆく 2 韓のくに紀行 (朝日文庫)

  • 作者: 司馬 遼太郎
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2008/08/07
  • メディア: 文庫

 

富士山

2026年9月7日月曜日

自ら箸を取れ

  かくお膳立てをして待っているのだが、
これを食べるか否かは
箸を取る人の如何にあるので、
ご馳走の献立をした上に、それを養ってやるほど
先輩や世の中と言うものは暇でない。
~中略~
何か一と仕事しようとする者は、自分で箸を取らなければ駄目である。
立志と学問

渋沢 栄一 (著)
論語と算盤
角川学芸出版 (2008/10/25)
P70

論語と算盤 (角川ソフィア文庫)

論語と算盤 (角川ソフィア文庫)

  • 作者: 渋沢 栄一
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2013/07/25
  • メディア: Kindle版

 

仕事は人がさがしてくれるものではなく、自分で見付けるべきものだ。
職は人が作ってくれるものではなく、自分自身で拵(こしら)えるべきものだ。
それが人にとっての、本当の仕事となり、職業となる。
とにかくその心掛けさえあれば、仕事とか職業とかは無限にあるといってもいい。
 豊田佐吉

大山 くまお (著)
名言力 人生を変えるためのすごい言葉 
ソフトバンククリエイティブ (2009/6/16)
P51 

 

名言力 人生を変えるためのすごい言葉 (SB新書)

名言力 人生を変えるためのすごい言葉 (SB新書)

  • 作者: 大山 くまお
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2009/06/16
  • メディア: 新書

 

 私たちは、今回の支援にあたって、一つの視点を持ち続けたいと考えていた。
それは、地域再生は、その地域の人々が主体となって行なうということである。

>私たちにできるのは、被災した人たちの生きる力を支え、そっと手を添えることだけなのかもしれない。その手を差し伸べる行為を、精一杯やっていこうと考えた。

いまは、災害直後の急性期で、外からの大きな支援を必要とする。そして、今回の被害規模の大きさを鑑みれば、復興には長い時間が必要となるだろう。
これまで途上国での支援に関わってきたが、外からの支援が地域コミュニティを破壊し、結果として、地域の再生を妨げた例を知っている。
あくまで、再生の主体は、その地域の人々であるという原則を守る必要がある。

医療支援はどう始まったか──岩手県からの報告
  山本太郎 (長崎大学熱帯医学研究所)

>世界 2011年 05月号
岩波書店; 月刊版 (2011/4/8)
P222

世界 2011年 05月号 [雑誌]

世界 2011年 05月号 [雑誌]

  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2011/04/08
  • メディア: 雑誌

人間は二つのタイプに分かれることがわかってきました。自分のやりたいことを誰かに許可されるのを待っている人たちと、自分自身で許可する人たちです。
自分自身の内面を見つめて、やりたいことを見つける人がいる一方で、外からの力で押されるのをじっと待っている人もいます。
わたしの経験から言えば、誰かがチャンスをくれるのを待つのでなく、自分でつかみに行った方が良い面がたくさんあります。
埋められるのを待っているすき間はつねにあり、チャンスが詰まった金塊は地面に転がっていて、拾われるのを待っているのです。

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
ティナ・シーリグ (著), Tina Seelig (原著), 高遠 裕子 (翻訳)
CCCメディアハウス (2010/3/10)
P72

 
20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

  • 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
  • 発売日: 2010/03/10
  • メディア: ハードカバー

 

上高地 嘉門次小屋

2026年9月4日金曜日

困して学ばざるは、これを下と為す

九 孔子曰く、生まれながらにしてこれを知る者は上なり。


学びてこれを知る者は次なり。


困( くる )しみてこれを学ぶはまたその次なり。


困して学ばざるは、民にして斯( これ )を下と為す。

李氏篇


        論語

           孔子 ( 著 ), 貝塚 茂樹

          中央公論新社 (1973/07)

          P474

 

論語 (中公文庫)

論語 (中公文庫)

  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 1973/07/10
  • メディア: 文庫
 

人の声に耳を傾ける

なすべきことをなす勇気と、
人の声に私心なく耳を傾ける謙虚さがあれば、
智恵はこんこんと湧き出てくるものです。
 松下幸之助

大山 くまお (著)
名言力 人生を変えるためのすごい言葉 
ソフトバンククリエイティブ (2009/6/16)
P55

名言力 人生を変えるためのすごい言葉 (SB新書)

名言力 人生を変えるためのすごい言葉 (SB新書)

  • 作者: 大山 くまお
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2009/06/16
  • メディア: 新書

 

「助言を容れざる者は度し難し」
「道理に耳を傾けざる者は、かならずや手きびしき仕返しをうけん」

フランクリン (著), 松本 慎一 (翻訳), 西川 正身 (翻訳)
フランクリン自伝
岩波書店 (1957/1/7)
P337

>>> ベンジャミン・フランクリン

フランクリン自伝 (岩波文庫)

フランクリン自伝 (岩波文庫)

  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2014/12/18
  • メディア: Kindle版

二七 子曰わく、蓋( けだ )し知らずしてこれを作る者あらん。
我はこれなきなり。多く聞き、その善き者を択( えら )びてこれに従い、多く見、これを識( しる )すは、知れるの次なり。


~中略~


先生がいわれた。
「世の中には知っていないのに創作するものがあるようだ。自分はそういうことはしない。
自分はできるだけ多くの人から聞いて、その中から善いものを選び出してそれにしたがう。また、できるだけ多くの本を読み、その中から善いところをぬいて、これを記憶する。
これは知っているとはいえないが、それに次ぐ段階だ」
述而篇


                  論語

           孔子 (著), 貝塚 茂樹

                       中央公論新社 (1973/07)

                       P201

 

 

論語 (中公文庫)

論語 (中公文庫)

  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 1973/07/10
  • メディア: 文庫

 

 自分がいくらよい考えであり優れた案であると思っても、相手が受け入れてくれなかったのでは、まさに机上の空論に終わってしまう。
有効性のある助言をしてその説得に成功するためには、まず相手のいうことをよく聞くことである。そのようなときは、最後に一言か二言の意見をいっただけで、「今日は有益な話をしていただいた」などといわれて感謝される。

超説得力
山崎 武也 (著)
講談社 (2003/11)
P97

 

超説得力 (講談社ニューハードカバー)

超説得力 (講談社ニューハードカバー)

  • 作者: 山崎 武也
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2021/09/18
  • メディア: 単行本

2026年9月3日木曜日

禍は口より出で、病は口より入る

人は最も当に口を慎むべし。

口の職は二用を兼ぬ。言語を出だし、飲食を納るる是なり。
言語を慎しまざれば、以て禍を速( まね )くに足り、
飲食を慎しまざれば、以て病を致すにたる。
諺に言う、禍は口より出で、病は口より入ると。

            「言志録」第一八九条
           佐藤 一斎 著
           岬龍 一郎 編訳
           現代語抄訳 言志四録
           PHP研究所(2005/5/26)

             P72

[現代語抄訳]言志四録

[現代語抄訳]言志四録

  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2005/05/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
言は多きに勤めず。
その謂う所を審( あきら )かにするに務む。
  ( 「 大戴礼記 」哀公問五義篇のことば)
 渋沢栄一 (著)
 論語と算盤
  角川学芸出版 (2008/10/25)
 P11

 

論語と算盤 (角川ソフィア文庫)

論語と算盤 (角川ソフィア文庫)

  • 作者: 渋沢 栄一
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2013/07/25
  • メディア: Kindle版
 

処世接物の綱領

一、常に愛国忠君の気持ちを厚く持ち、公に奉ずることを忘れてはならない。

一、言葉は真心を込め、行いは慎み深く、事を取りさばき、人に接するには必ず誠意を持って臨め。
一、交わってためになる友を近づけ、損になる友を遠ざけ、かりそめにも己にへつらう者を友としてはならない。
一、人に接するには、必ず深い敬意を持ってせよ。宴楽遊興の時であっても、敬意と礼を失ってはならない。
一、そもそも事を成し、物に接するには、必ず「満身の精神」を持ってせよ。ささいな事であっても、いい加減に扱ってはならない。
一、富貴に驕ってはならない。貧賤を憂えてはならない。ただ知識を磨き、徳を高めて、真の幸福を求めようとすること。
一、言葉は禍福ともに引き起こす入り口のようなものだ。ほんのちょっとした言葉であっても、軽率に口にしてはならない。

渋沢栄一
         山本 眞功 (監修)
         商家の家訓―商いの知恵と掟
         青春出版社 (2005/12)
         P175

商家の家訓―商いの知恵と掟 (青春新書インテリジェンス)

商家の家訓―商いの知恵と掟 (青春新書インテリジェンス)

  • 出版社/メーカー: 青春出版社
  • 発売日: 2021/07/10
  • メディア: 新書

 

 口舌は実に禍の起こる門でもあるが、また福祉の生ずる門でもある。
ゆえに福祉の来るためには、多弁あえて悪いとは言われぬが、禍の起こる所に向かっては言語を慎まねばならぬ。
片言隻語といえども、決してこれを妄りにせず、禍福の分る所を考えてするということは、何人にとっても忘れてはならぬ心得であろうと思う。
常識と習慣

渋沢栄一 (著)
論語と算盤
角川学芸出版 (2008/10/25)
P 97

 

論語と算盤 (角川ソフィア文庫)

論語と算盤 (角川ソフィア文庫)

  • 作者: 渋沢 栄一
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2013/07/25
  • メディア: Kindle版

 

 

自分が信じぬことは言わず、
知った以上は必ず行なうという念が強くなれば、
自然に言語は寡黙になり、
行為は敏捷になるものである。
「渋沢栄一訓言集」立志と修養

渋澤 健 (著)
巨人・渋沢栄一の「富を築く100の教え」
講談社 (2007/4/19)
P60

 

巨人・渋沢栄一の「富を築く100の教え」 (講談社BIZ)

巨人・渋沢栄一の「富を築く100の教え」 (講談社BIZ)

  • 作者: 渋澤 健
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/04/19
  • メディア: 単行本

 

 

 穏やかな気持ちにでいれば、おのずと徳が身につき、健康になる。
しゃべりすぎの人はいつも心が乱れるゆえに、徳を損ない、健康を損なう。
徳を損なうということと健康を損なうということは、同じものである。

養生訓 現代文
貝原 益軒 (著) , 森下 雅之 (翻訳)
原書房 (2002/05)
P41

 

養生訓 現代文

養生訓 現代文

  • 出版社/メーカー: 原書房
  • 発売日: 2021/07/10
  • メディア: 単行本
 
 

二二 子曰わく、古の者( ひと )の言を出ださざるは、躬( み )の逮( およ )ばざらんことを恥ずれなばり。
~中略~
先生がいわれた。
「昔の人が口数が少なかったのは、実行がことばどおりにゆかないことを気にしたからである」
里仁篇

                 論語


           孔子 (著), 貝塚 茂樹
           中央公論新社 (1973/07)

          P107

 

論語 (中公文庫)

論語 (中公文庫)

  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 1973/07/10
  • メディア: 文庫

 

沈黙の美徳を身につけることは難しい。生まれつきの無口は弱点と言えるかもしれないが、私がここで言っている無口とは、計り知れないほど価値のある修得された能力のことである。
トマス・ブラウン卿は、二つのタイプの無口の差異を明確にし、次のように述べた。
「沈黙は愚か者の智恵であると思うなかれ。時宜を得た沈黙は弱点ではなく、寡黙の美徳を持つ賢者の名誉となる」。
寡黙の美徳とは、すなわちカーライルの言う「沈黙を守る偉大な天分」である。

平静の心―オスラー博士講演集
ウィリアム・オスラー (著), William Osler (著), 日野原 重明 (翻訳), 仁木 久恵 (翻訳)
医学書院; 新訂増補版 (2003/9/1)
P190

 

平静の心―オスラー博士講演集

平静の心―オスラー博士講演集

  • 出版社/メーカー: 医学書院
  • 発売日: 2003/09/01
  • メディア: 単行本

 

 

 

【島井宗室】(一五三九~一六一五)―不言―

 口がましく、言葉おゝき人は、人のきらう事候。我がためにもならぬ物ニ候。

~中略~
 しかし、その秀吉に堂々と朝鮮出兵の非を説き、逆鱗にふれながら、やりすごし、ついに生命と財産を保った男がいる。博多商人・島井宗室である。
処世と言えば彼ほどの処世もない。島井は死に臨んで、自分の処世術のすべてを一七カ条の「遺言状」に書き残し、後継者に伝えている。(田中健夫「島井宗室」)。
 冒頭の言葉はその第一条の一節。口は災いの元というが、厳しい世を生き抜くには口をつぐみ「人をうやまいへりくだり、いんぎん」にすることがこんこんと説かれる。
「以来、証跡(しょうぜき)に成候事ハ、人之尋(たずね)候共、申まじく」と、あとで証拠になりそうなことは人に語らない。
「人の褒貶、中言(告げ口)などハ、人の申候共、返事も耳にもきゝ入るまじく」、他人の善悪にかかわる噂話は聞かないように、と説く。

日本人の叡智
磯田 道史 (著)
新潮社 (2011/04)
P22

 

日本人の叡智 (新潮新書)

日本人の叡智 (新潮新書)

  • 作者: 道史, 磯田
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2011/04/16
  • メディア: 単行本
由布岳  大分県

道を行ひ楽しむ可し

 二九 道を行ふ者は、固より困厄に逢ふものなれば、如何なる艱難の地に立つとも、事の成否身の死生抔(など)に、少しも関係せぬもの也。
事には上手下手有り、物には出来る人出来ざる人有るより、自然心を動かす人も有れども、人は道を行ふものゆゑ、道を踏むには上手下手も無く、出来ざる人も無し。
故に只管(ひたす)ら道を行ひ道を楽しみ、若し艱難に逢ふて之れを凌がんとならば、弥弥(いよいよ)道を行ひ楽しむ可し。
予壮年より艱難と云ふ艱難に罹りしゆゑ、今はどんな事に出会ふとも、動揺は致すまじ、夫れだけは仕合せ也。

西郷隆盛「南洲翁遺訓」―ビキナーズ日本の思想
西郷 隆盛 (著), 猪飼 隆明 (翻訳)
角川学芸出版 (2007/04)
P127

西郷隆盛「南洲翁遺訓」―ビキナーズ日本の思想 (角川ソフィア文庫)

西郷隆盛「南洲翁遺訓」―ビキナーズ日本の思想 (角川ソフィア文庫)

  • 出版社/メーカー: 角川学芸出版
  • 発売日: 2007/04/01
  • メディア: 文庫

 

 

二〇 子曰わく、これを知る者はこれを好む者に如かず、これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。


~中略~


先生がいわれた。
「 ものごとを理解する人は、これを愛好する人にかなわない。愛好する人は、楽しんで一体となっている人にかなわない 」
雍也篇

 

 

*伊藤仁斎は「 道を知るものは、義理明白で議論はきくべく、人は皆たっとぶけれども、これを好むものが、終身衰えず、いよいよ進み、いよいよ熟するのに及ばない。
これを好むものは人皆信ずるけれども、楽しむものが道とひとつになって、まったく区別できなくなるまで至っているのに及ばない。
道はひとつであるが、行うところ生熟・深浅がある。孔子のこのことばは、生より熟に至り、浅きより深きに至ることを望んでいるのである 」といったが、
これはもっとも本旨を得ている。
学問は愛知であり、対象と一体となることによって最高の境地に達するという、孔子の学問論の根本がここに述べられている。


        論語

           孔子 (著), 貝塚 茂樹

          中央公論新社 (1973/07)

          P165

論語 (中公文庫)

論語 (中公文庫)

  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 1973/07/10
  • メディア: 文庫

 

由布岳 大分県

2026年9月2日水曜日

三学戒ー学問の力

少( しょう )にしてして学べば、即ち壮( そう )にして為すことあり。


壮にして学べば、即ち老いて衰えず。

老いて学べば、即ち死して朽ちず。

        「 言志晩録」第六〇条


      佐藤 一斎 著

         岬龍 一郎 編訳

         現代語抄訳 言志四録

         PHP研究所

         P1

[現代語抄訳]言志四録

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  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2005/05/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

老年となく青年となく、勉強の心を失って終えば、その人は到底進歩発達するものではない、
いかに多数でも時間の許す限り、たいていは面会することにしている。
「論語と算盤」常識と習慣

渋澤 健 (著)
巨人・渋沢栄一の「富を築く100の教え」
講談社 (2007/4/19)
P150

巨人・渋沢栄一の「富を築く100の教え」 (講談社BIZ)

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  • 作者: 渋澤 健
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/04/19
  • メディア: 単行本
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