口から出た言葉は、現実化してゆく。
口先でなく、
心情のこもった言葉を遣っているだろうか。
言葉を軽視してはいけない。
丸山 敏秋 (著), 倫理研究所
幸せになる法則を発見した人 丸山敏雄伝
近代出版社 (2001/11)
P36
例えばこの机でも、机をつくろうという波動がなかったらできないでしょう。単に板を置いておいて机になるか、ならないですね。
だれかがつくろうと最初に思う。それからいろいろできてくる。
一番最初にあるものは、心の波動です。心の波動として出てくる言葉にも当然、ものを造り出す力が宿っているのだから。心にいい波動を出しなさい。
そうすればいいものが現れる。いい言葉を使うと現実にいい世界が現れてくる。悪い言葉を使うと悪い世界が現れてくる。
これが本当の話なんです。これが言霊信仰です。
葉室 頼昭 (著)
「神道」のこころ
春秋社 (1997/10/15)
P159
言葉でいえば、それが形になっていく。それが日本語の言霊というものです。
ですから、悪い言葉を吐けば、そこに悪い世界が現実に現れるということです。逆にいいことを言えば、いい世界が現れるんですね。
いまはテレビでも何でも、悪いことばかり言っているから、悪い世界が現実に出てくるんです。
葉室 頼昭 (著)
神道 見えないものの力
春秋社 (1999/11)
P84
初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。この言は初めに神とともにあった。すべてのものは、これによってできた。できたもののうち、一つとしてこれによらないものはなかった。
(ヨハネによる福音書/第1章1節~3説)
~中略~
この時代の哲学の流派のひとつに、ストア派というものがありました。そのストア派の考えに、世界中のすべてのものには、世界を世界として秩序づける原理が備わっている、というものがあり、この原理を彼らはロゴスと呼びました。「ヨハネの福音書」の書き出しの「言」(ことば)とは、このロゴスのことをいっているようです。
~中略~
実際ギリシア以来の哲学の思想は、聖書宗教の考えにも少しずつ影響しはじめるようになっていました。
大城 信哉 (著)
あらすじと解説で『聖書』が一気にわかる本
永岡書店 (2010/4/10)
P207 新訳聖書
持ち合わせの言葉が貧しければ、表現も貧しくなっているし、考えや感情を本当は充分に表しているとは言えない。
同時にまた、その言葉の質と量が自分の考えや心を決めてもいる。 「曙光」
超訳 ニーチェの言葉
白取 春彦 (翻訳)
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2010/1/12)
202
身体で行う行動も、口から出る言葉も、心の中での思考も、ネガティブな方向に暴走しないようにじょうずに運転できていること。
これが最高の幸福。
これまで心の中に蓄えてきた善い業(カルマ)のエネルギーがたくさんあるなら、 これから先も安心できる。
これが最高の幸福。
経集260
超訳 ブッダの言葉
小池 龍之介 (著)
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2011/2/20)
一一三
フリードリヒ・ニーチェは著書「悦ばしき知識」の中で、韻文は本来神々に直接語りかけるものであり、魔術的な力をそなえ、人間の心の原始的な部分に訴えると書いている。
この見方は広く認められてはいないが、最近の研究で口調のいいことばに大きな力があることが証明された。
~中略~
口調のいい言葉のほうが覚えやすく、好感がもて、口にしやすいためだろうと科学者は分析している。
その科学が成功を決める
リチャード ワイズマン (著), Richard Wiseman (原著), 木村 博江 (翻訳)
文藝春秋 (2012/9/4)
P70
ソクラテスは、自分はある呪いを知っていて、それをトラケ王の医者の一人で、ザモルクシスの流れをくむ医術師から従軍中に教わった、と言った。
この医者がソクラテスに語ったところによると、全体をきりなはなして部分だけの治療を試みてはならないし、魂を別にして身体の治療にとりかかってはならない。
したがって、頭にしても、からだのほかの部分にしても、うまく働かしたければ、まずなんといっても、とりわけ、そのたましいの世話をしなければならないそうだ。・・・・
ここでソクラテスの言う呪いとは、美しい言葉にほかならない。その言葉によって魂の中に節制が植えつけられるのである。
ウィリアム・オスラー (著), William Osler (著), 日野原 重明 (翻訳), 仁木 久恵 (翻訳)
医学書院; 新訂増補版 (2003/9/1)
P94
「悉曇(しったん)の妙章、凡書の字母、体、先仏より凝(こ)り、理、種智を含めり。
字は生の終(をはり)を絡(まつ)ひ、用、群命を断ず(中略)文字の義用、大いなる哉(かな)、遠い哉」(弘法大師 空海「遍照発揮性霊集」巻第四)
【現代語訳 インドの悉曇文字の十八の各章、摩多・体文より成る梵字の字母など、その書体は、仏が世に出でます以前から定まり、その文字のもつ理法は一切の種智(すべての存在の相を知る仏の全智)を含んでいる。 文字は人の生死の始めや終りにかかわりなく永遠に及び、文字のはたらきはあらゆる迷いを断つ(中略)文字の意義と功用は、まことに広大であることよ、深遠であることよ】
こういった密教の文字や言葉に対する繊細なとらえ方は、古来より言霊のような感覚を強くもつ日本人の心情にも、しっくりとくる場合が多いようだ。
ボクは坊さん。
白川密成 (著)
ミシマ社 (2010/1/28)
P71


















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