人は変わりたくない生き物だ。まして年配者や、価値観の異なる人は言うことを聞かない。
~中略~
権限があるからとか、いい改善案だからとかで、一枚の紙を配り、小一時間話をしたくらいで、理解と納得、信頼が得られると勘違いしてはいけない。
人はそれほど簡単には変らないし、変えようともしないものだと肝に銘じるべきだ。
若松 義人 (著)
貧乏トヨタの改善実行術 カネがないなら知恵を出せ
大和書房 (2007/03)
P141
貧乏トヨタの改善実行術 カネがないなら知恵を出せ (だいわ文庫)
- 作者: 若松 義人
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2020/07/14
- メディア: 文庫
P256
「仕事は権限や権力でやるもんじゃないよ。職務権限をどんなに大きくしたって、それでいいものができるわけではないんだ。
大切なのは、現場の人たちに対する粘り強い理解と説得なんだ。結局のところ、モノづくりは人づくり、人の指導の仕方いかんなんだ」
元トヨタ自動車工業副社長 大野耐一
貧乏トヨタの改善実行術 カネがないなら知恵を出せ (だいわ文庫)
- 作者: 若松 義人
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2020/07/14
- メディア: 文庫
人を変える必要が生じた場合、次の事項を考えてみるべきだ。
一、誠実であれ。守れない約束はするな。自分の利益は忘れ、相手の利益だけを考えよ。
二、相手の期待する協力は何か。明確に把握せよ。
三、相手の身になれ。相手の真の望みは何か?
四、あなたに協力すれば相手にどんな利益があるか?
五、望みどおりの利益を相手に与えよ。
六、人にものを頼む場合、その頼みが相手の利益にもなると気づくように話せ。
これで、必ず相手から良い反応が期待できると考えるのは、やや単純すぎる。
だが、少なくともこの原則を応用しなかった場合にくらべると、相手を変える可能性は高くなる。
デール・カーネギー (著) 香山晶 (訳)
人を動かす
ハンディーカーネギー・ベスト
創元社 (1986/11)
P327
この連載を体験して、算数のことを面白く書くのって、かなりムナしい努力だというのを、私は痛感した。(口調が普通に戻っている)。
たとえば、百歩しゃしゃり出て(ものすごい造語だな)、面倒なことをうまく説明できた回もあるとしよう。算数の楽しさを文章で見事に言い得たな、と自分でも満足したとする。
でも、それを読んで面白がってくれるのは、もともと算数もわりにすき、というひとだけなのである。算数はいやだ。、ムカつく、という人は、どんな説明をきかされたって、わからん、ムカつく、あっち行け、と言うのだ。
私がもくろんでいた、算数の嫌いな人でも楽しく読めてわかったと思える説明、なんてものはこの世にないのだった。算数というのはそれほど強烈さを持った学問だったのか、と驚くほどである。
とにかく、やな人にはやなのである。
いやでも楽しめる算数
清水 義範 (著), 西原 理恵子 (イラスト)
講談社 (2001/8/21)
P252
僕はこういう仕事につく前に、自分の分析というのを五年ぐらい受けています。五年間やって人間がどのくらい変わるかということを自分でよく知っているわけです。あんまり変わらないんですよね、やっぱり(笑)。
~中略~
そして「あんまり変わらない」と言っていますけれど、その「ちょっと変わる」ということがどんなに偉大なことか。やはり、人間がちょっとでもかわるというのは、すごいことなんです。
河合隼雄のカウンセリング講座
河合 隼雄 (著)
創元社 (2000/06)
P16



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