2025年5月26日月曜日

インフォームド・パターナリズム


 もう八十歳を越された大先輩の外科医は、「インフォームドパターナリズム」がいいのではないか、とおっしゃっておられた。
患者には説明する。その過程で、まあこいつに任せてもいいかと思われるくらいには信じてもらう。そのうえで、「良かれと思って」、医者が決断する、というのである。

偽善の医療
里見 清一(著)
新潮社 (2009/03)
P160

偽善の医療 (新潮新書)

偽善の医療 (新潮新書)

  • 作者: 里見 清一
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/03/01
  • メディア: 新書

 

京都府 嵐山

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