相手の身になって考えてやるということが必要だ。
そのためには個性の主張がなによりいけないことになる。
個性の主張にもとづいた反省でさえも、不必要であり、有害だ。
~中略~
そのような反省は、思いやりとは全然異質のものである。
わたしたちの間では、まず、「完全な自己否定」が前提とされなければならない。
家庭生活は、自己否定の修養の場でなければならない。
サービスとか、世話と言うような気持ちだけではまだまだ不十分なのである。
会田 雄次 (著)
日本人の意識構造―風土・歴史・社会 (講談社現代新書 293)
講談社 (1972/01)
P160

日本人の意識構造―風土・歴史・社会 (1972年) (講談社現代新書)
- 作者: 会田 雄次
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1972
- メディア: 新書
この修行(住人注;結婚)を乗り越えるには、ます、相手に絶対期待しないこと。それから、相手を絶対変えようとしないこと。この二つしかありません。
それはなぜかというと、人は他人に自分を変えられたくないんです。
変えられたくないから、互いに正当性を主張し合うんですけど、どっちが正しいか、じゃないんです。
育ってきた環境とか、生活様式がお互い違うだけなんです。
斎藤 一人 (著)
ツイてる!
角川書店 (2004/8/7)
P130
P170
結婚は雪景色のようなものである。
はじめはきれいだが、やがて雪解けしてぬかるみができる。
山本有三
P174
全ての場合を通じて、恋愛は忍耐である。
萩原朔太郎
大山 くまお (著)
名言力 人生を変えるためのすごい言葉
ソフトバンククリエイティブ (2009/6/16)
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