次に引用する中村元氏の文は大変示唆的である。
「一般的にいえば、日本人が外国の宗教を摂取する場合には、まず何らかの具体的な人倫的組織(住人注;日本人社会?)を絶対視していて、それをそこなわない限りにおいて、あるいはそれを助長し発展せしめると考えられる場合に、摂取採用したのである。宗教を心から信仰していた個々人の意識においては帰依随順であったにちがいないが、日本人の社会全体としてはやはり摂取採用したにすぎないのである。」
中村 元 「東洋人の思惟方法3」春秋社 昭和三十七年
「甘え」の構造 [増補普及版]
土居 健郎 (著)
弘文堂; 増補普及版 (2007/5/15)
P70
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