セルジオ(住人注;セルジオ・デメロ氏)が実践していたのは、「人にセンス・オブ・オーナーシップを持たせる」ということだったのだと、いまにして思います。
センス・オブ・オーナーシップとは、「担当した仕事が自分自身の仕事であるという自覚」のこと。言い換えれば「全力で自分の仕事をして、結果に責任を持つ」ということになるでしょうか。
具体的には、部下に仕事を任せ、その成果が素晴らしければまず本人を褒めちぎる。さらに上の立場の人間に報告するときには、「このプレゼンテーションは彼女が作ってくれました」「これは彼が分析してくれた数字です。私としてはこの数字は一〇〇パーセント信頼できるものだと思っています」などという形で、仕事をした本人を人前でも評価する。
そうすることによって、褒められた部下は自分の仕事に誇りと同時に、責任を感じるようになります。それが「センス・オブ・オーナーシップを持たせる」ということです。
交渉プロフェッショナル
島田 久仁彦(著)
NHK出版 (2013/10/8)
P49
交渉プロフェッショナル 国際調停の修羅場から (NHK出版新書)
- 作者: 島田久仁彦
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2013/10/11
- メディア: Kindle版
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