2025年12月23日火曜日

賃貸か持ち家か

 はっきり言って、賃貸と持ち家、どちらにもメリット、デメリットがあります。
 まず、「賃貸」の場合、住宅ローンによる制約を受けない、収入が減った時にも臨機応変に対処しやすい(引っ越し代、敷金、礼金などはかかりますが)、税金を意識しなくてもよい(固定資産税などは考えなくてよい)、といったことがメリットになります。
 一方、「持ち家」の場合は、住宅ローンを払い終えたあとは所有できるので「自分の家」として暮らせるということが一番のメリットと言えるでしょう。
ローンさえ払い終えてしまったら、あとは住居費の心配をしなくてもいいし、生活の変化に応じてリホームを施すことも可能です(リホーム代はかかりますが)。
このように、賃貸は縛られない「自由さ」を重視する人にはいいでしょうし、持ち家は「安心」を重視する人に向いているように思います。
 ただ、「老後」という観点から考えてみた場合には、個人的には「持ち家」のほうがいいな、と思っています。というのも、リタイア後、賃貸物件に住み続けた場合、月々の住居費としての出費が重くのしかかってくるところが大きいからです。


「貧乏老後」に泣く人、「安心老後」で笑う人
横山 光昭 (著)
PHP研究所 (2015/10/3)
P164

「貧乏老後」に泣く人、「安心老後」で笑う人 (PHP文庫)

「貧乏老後」に泣く人、「安心老後」で笑う人 (PHP文庫)

  • 作者: 横山 光昭
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2015/10/03
  • メディア: 文庫

 

瀬戸大橋

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