2025年12月6日土曜日

男の嫉妬より怖いものはない

 また「男の嫉妬より怖いものはない」ということも学んだ。政界に入るまで「嫉妬」といえば、女性の専売特許かと思っていたが、数字で勝負がつけにくい、権力好きが集まった男性社会である政界こそ、嫉妬社会の代表であったのだ。「この社会で最も嫉妬されやすいのは”若さ”だ。若ければチャンスを待てる。待てば嫉妬も緩められる。

頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法
田村耕太郎 (著)
朝日新聞出版 (2014/7/8)
P95

頭に来てもアホとは戦うな!

頭に来てもアホとは戦うな!

  • 作者: 田村耕太郎
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2014/09/25
  • メディア: Kindle版

P126
嫉妬の場合は、自分がほしくても手にはいらない羨ましさを相手にぶつけるのが目的です。
~中略~
人から嫉妬心を向けられたとき、一番いいのは、正面から応戦しないことです。あまり深く受け取らず、大変なこともあることを匂わせながら、さりげなく切り返しましょう。
~中略~
 嫉妬の場合は、切り返し方によって、相手の感情が変わります。勝負しようとしないことを鉄則にしましょう。

P130
 男性の嫉妬には、特別な注意が必要です。
 男性は女性以上に、メンツや名誉、社会的地位にこだわります。そのため、男性は自分の地位や立場を脅かすような相手に対しては警戒し、足を引っ張り、ひどい場合は社会的抹殺を狙います。
「なんか気に入らない」という女性の嫉妬の場合は、一定期間無視していれば、相手も張り合いがなくなり攻撃を仕掛けることをやめますが、男性の場合はそうはいきません。
自分の社会的地位を脅かす人はどこまでも嫌いですし、「優秀な部下は潰すしかない」と思っているような人もいます。
 こうしたことは今に始まったことではなく、常に生きるか死ぬかの戦いを強いられてきた男性としての習性なのではないかとも思います。

<イラスト&図解>コミュニケーション大百科
戸田久実 (著)
かんき出版 (2019/2/14)

【イラスト&図解】コミュニケーション大百科

【イラスト&図解】コミュニケーション大百科

  • 作者: 戸田久実
  • 出版社/メーカー: かんき出版
  • 発売日: 2019/02/12
  • メディア: Kindle版

徳島県 22番平等寺

0 件のコメント: