一夜に「五十金」や「百金」を受ける遊女によって代表されるような都市の文化、―それは、進展しつつあった貨幣経済の所産であった、ヴェーダの祭りに代表されるような農村共同体の文化とは本質的に異なったものである。 そうしてこのような爛熟した、退廃的な雰囲気の中から、それに対する解決、それからの脱離として、仏教などの新宗教が現れでたのであった。(ペリクレ-ス時代のアテナイがしばしば引き合いに出される。)
ブッダ最後の旅―大パリニッバーナ経
中村 元 (翻訳)
岩波書店 (1980/6/16)
P225

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