じんましんの特徴は、炎症が起こるのが表皮ではなく真皮であるという点だ。
さて、じんましんの原因はいくつもあるが、体力が落ちているときにサバや蕎麦などのヒスタミンを多く含む食品を食べたことがきっかけで出るケースが多い。
メカニズムを見てみよう。
すべてのじんましんは、血中のヒスタミン濃度が上昇することから始まる。原因は、大きく分けて「アレルギー反応」と「ヒスタミンの過剰摂取」の二つが考えられる。
~中略~
またアレルギーとは無関係に、単にヒスタミンを多く含む食品(サバ、蕎麦、筍など)をたくさん食べたことでもじんましんは生じる。
食品中に含まれるヒスタミンは腸管で吸収され、血流に乗って皮膚に到達する。そして表皮真皮境界部にあるヒスタミンレセプター(受容体)に結合すると、興奮がC繊維を駆け上がってかゆみが伝わる。同時に軸索反射を起こし、サブスタンスP
を介して皮膚のマスト細胞がさらに脱顆粒して増幅されるため、かゆみがどんどん広がるのである。
なぜ皮膚はかゆくなるのか
菊池 新(著)
PHP研究所 (2014/10/16)
P118

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