今のいちばんの問題点は、私たちの社会が”委任社会”になってしまっていることではないでしょうか。物事を何でも気軽に他人の手に委ねてしまう。~中略~ このように「任せる」ということは、<自助努力>というものを放棄する傾向につながってゆきます。~中略~ これまで私達は、さまざまなことを他人に委任することで、自分の持っている能力を鈍麻させてきたのではないかと思うのです。
五木 寛之 (著) 他力 幻冬舎 (2005/09) P197
他力 (幻冬舎文庫)
コメントを投稿
0 件のコメント:
コメントを投稿