「鼠頭牛首(そとうごしゅ)というのは、戦闘が、たがいにこまかなかけひきに気をとられてもつれあいになっているとき、同じ頭でもねずみの頭から牛の首の思いを移すのと同じように、小さなことから思いきって大きなことへ、あるいはその逆に、視点をがらりと変えて局面を判断しなければならぬということだ」
(鼠頭牛首ということ)
武蔵がこのあとにつづけていうには、武士たる者は平常のときにおいても、まるで口ぐせになるように「そとうごしゅ、そとうごしゅ」と思っていなければならない。
奈良本 辰也
(著)
宮本武蔵 五輪書入門
学習研究社 (2002/11)
P188

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