「ジャングルの掟」は個々の場面で見れば弱肉強食だが、ライオンに捕えられる草食動物が絶滅するかといえば、決してそんなことはない。草食動物が少なくなればライオンは飢えて減り、その結果また草食動物が増える。
  それをあえてライオンの活動を抑えて草食動物だけを増やすと、草が尽きて大量餓死が起こる。官僚統制からは程遠いこの仕組みこそが、永遠の秩序なのである。「あるべき明日」
 「あるべき明日」
堺屋太一の見方 時代の先行き、社会の仕組み、人間の動きを語る 
堺屋 太一 (著) 
PHP研究所 (2004/12/7) 
 P113
堺屋太一の見方 時代の先行き、社会の仕組み、人間の動きを語る
- 作者: 堺屋 太一
 - 出版社/メーカー: PHP研究所
 - 発売日: 2004/12/07
 - メディア: 単行本
 
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