2024年11月29日金曜日

友と交わるには、須らく三分の俠気を帯ぶべし

友と交わるには、須らく三分の俠気を帯ぶべし。


人と形( な )りは、一点の素心を存するを要す。


            洪自誠 

               守屋 洋 ( 著 ), 守屋淳 ( 著 )

               菜根譚の名言 ベスト100

                PHP研究所 (2007/7/14)

                P157

友人とは、三分の俠気をもって交わり、人間としては、純粋な心を失わずに生きたい。
俠気とは、強気をくじき、弱きを助ける義侠心、困っているなら助けてやるぞという男気である。
友に対しては、これが三分はほしいのだという。八分も九分もとなると、往々にして共倒れになる恐れがある。
逆にゼロだと、もはや友とは言えない

 

菜根譚の名言 ベスト100

菜根譚の名言 ベスト100

  • 作者: 守屋 洋
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2007/07/14
  • メディア: 新書


友を得る法を学ぶには、わざわざ本書を読むまでもなく、世のなかでいちばん優れたその道の達人のやり方を学べばいいわけだ。
その達人とはーわれわれは毎日路傍でその達人に出合っている。こちらが近づくと尾を振りはじめる。立ち止まって、なでてやると、夢中になって好意を示す。何か魂胆があって、このような愛情の表現をしているのではない。
家や土地を売りつけようとか、結婚してもらおうとかいう下心はさらにない。

 何の働きもせずに生きて行ける動物は、犬だけだ。鶏は卵を産み、牛は乳を出し、カナリヤは歌をうたわねばならないが、犬はただ愛情を人に捧げるだけで生きて行ける。

デール・カーネギー (著) 香山晶 (訳)
人を動かす
ハンディーカーネギー・ベスト 
創元社 (1986/11)
P76

 

ハンディーカーネギー・ベスト (3冊セット)

ハンディーカーネギー・ベスト (3冊セット)

  • 作者: ドロシー カーネギー
  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 1986/11
  • メディア: 文庫


P70
友情には絶えず怠らぬ修繕が必要である。
 サミュエル・ジョンソン

P76 朋友の間、悪しきこと、過ちあらば、面前でいうべし、
陰でそしるべからず、うしろめたく聞こゆ。
ただし、その善は陰でほむべし。
貝原益軒

P71
なるほど。友達というのは”作る”というより”なっている”もの、か。
 「らき☆すた」

大山 くまお (著)
名言力 人生を変えるためのすごい言葉 
ソフトバンククリエイティブ (2009/6/16)


名言力 人生を変えるためのすごい言葉 (SB新書)

名言力 人生を変えるためのすごい言葉 (SB新書)

  • 作者: 大山 くまお
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2009/06/16
  • メディア: 新書


P147
 ここでひとつ君に注意してもらいたいのが、友だちと交友仲間はちがうということだ。一緒にいると楽しいからといって、良い友人とは限らない。いや、むしろ反対に、友人としてふさわしくない人物であったり、ためにならない人物であったりすることが結構あるのだ。
~中略~
けれどそこで注意しなくてはならないのは、不道徳な人物や愚かな人物が近寄ってきた場合、気づかれないように身をかわすのは当然としても、必要以上に冷たくあしらって、敵をつくってはいけないということだ。
友達になりたくない人はごまんといるだろうが、彼らを敵に回すのは得策ではない。

P239
親しい間柄では、くつろいだ気分になっていい。また、そうなるのが当然である。そういう関係が、私生活に安らぎを与えることもたしかだ。
 ただし、だからといって、ふつうだったら絶対に踏み込んではならない領域まで踏み込んでいい、というわけではない。
言いたい放題に、好き勝手なことばかりしゃべっていると、親しい仲間との楽しい語らいも、すぐにいろあせてしまう。

父から若き息子へ贈る「実りある人生の鍵」45章
フィリップ・チェスターフィールド (著), 竹内 均 (翻訳)
三笠書房 (2011/3/22)

父から若き息子へ贈る「実りある人生の鍵」45章 (知的生きかた文庫)

父から若き息子へ贈る「実りある人生の鍵」45章 (知的生きかた文庫)

  • 作者: フィリップ・チェスターフィールド
  • 出版社/メーカー: 三笠書房
  • 発売日: 2011/03/22
  • メディア: 文庫


 親しくなれば相手の私事に立ち入ってもかまわないと考えているような種類の人間とは、決してつきあわないことだ。
~中略~
 友人関係の場合でも、互いを混同しないような気遣いと配慮はたいせつだ。そうしないと、友人でいることもできなくなる。
「漂泊者とその影」

超訳 ニーチェの言葉
白取 春彦 (翻訳)
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2010/1/12)
081

 

超訳 ニーチェの言葉

超訳 ニーチェの言葉

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2010/01/12
  • メディア: 単行本


二三 子貢、友を問う。子曰わく。忠をもて告げ善をもてこれを導く。


不可なれば則ち止む。自ら辱(はずかし)むることなかれ


顔淵篇


        論語

           孔子 (著), 貝塚 茂樹

           中央公論新社 (1973/07)

           P348

 

論語 (中公文庫)

論語 (中公文庫)

  • 作者: 孔子
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 1973/07/10
  • メディア: 文庫




友人のために僕ができることは、ただ彼の友達でいることである。―「日記」一八四一年二月七日

ソロー語録
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(著), 岩政 伸治 (翻訳)
文遊社 (2009/10)
P56

 

ソロー語録

ソロー語録

  • 作者: ヘンリー・デイヴィッド・ソロー
  • 出版社/メーカー: 文遊社
  • 発売日: 2009/10/01
  • メディア: 単行本




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