2024年11月20日水曜日

弱点のない人は、かわいげがない

  弱点のない人は、かわいげがない。長く一緒にいると息がつけなくなる。
相手の中に入っていこうと思っても、すきがないのでどこから入っていったらよいかわからない。

すきが見つかれば突破口ができるので、そこから入っていけるのだが。

~中略~
相手にすきを見つけること、自分にすきをつくることがある点を忘れてはならない。
相手に自分を引きつけようと思ったら弱みを見せなくてはならない。人に自分の弱みも見せられない人は、文字通りすきのない人であり、すなわち余裕のない人である。

~中略~
逆にいうと、友人のない人、友人の少ない人は、自分をさらけ出していないからである。

山崎 武也
一流の条件―ビジネス・スタイルを固める43章
日本能率協会 (1990/08)
P22

 

一流の条件―ビジネス・スタイルを固める43章

 才知というものは、人にそれほど喜んで受け容れられるものではない。
逆に、恐怖心を起こさせることもある。
一般に、周りに人の目がある時は、人は切れ味の良い才知を怖がるものだ。

父から若き息子へ贈る「実りある人生の鍵」45章
フィリップ・チェスターフィールド (著), 竹内 均 (翻訳)
三笠書房 (2011/3/22)
P153

  父から若き息子へ贈る「実りある人生の鍵」45章

 シャープでスマートだけではいけない。鈍くさいところも必要だ。
 切れるだけがカッコいいのではない。切れるだけだと、いつまでも「まだまだ若い」と言われて、どこか軽く見られてしまう。錆も必要だ。
「たわむれ、たばかり、意趣ばらし」

超訳 ニーチェの言葉
白取 春彦 (翻訳)
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2010/1/12)
126

超訳 ニーチェの言葉

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