2024年12月7日土曜日

いつ死ぬる木の実は播いておく

 種田山頭火( たねださんとうか)の

「 いつ死ぬる木の実は播いておく」という

言葉じゃないけれども、
 小供から裏切られようが信じられなかろうが、
親父は親父としてね、ひそかに

人間とはこうあるべきだという生き方を、
黙々と示していってほしいなと思います。

    松原 泰道 「親と子」を語る

    玄侑 宗久
   多生の縁―玄侑宗久対談集
        文春文庫
        P160

多生の縁―玄侑宗久対談集 (文春文庫)

多生の縁―玄侑宗久対談集 (文春文庫)

  • 作者: 玄侑 宗久
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/01/10
  • メディア: 文庫
 親と子の間柄は、もちろんいろんな面で、いろんなつながり方をしている。が、教えも遊びも、その子1代のやしないになるものを贈り、そして受けるなら、これはまずはまあ、よきつながりというものだろうか。

幸田 文 (著), 青木 玉 (編集)
幸田文しつけ帖
平凡社 (2009/2/5)
P14

幸田文しつけ帖

幸田文しつけ帖

  • 作者: 幸田 文
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2009/02/05
  • メディア: 単行本


0 件のコメント: